宿題

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2006年11月29日(水) en-taxi vol.16/中原昌也
一般の客とは違う、二階のエントランスがわれわれ取材陣の席であった。
そのせいか、音があまりよくなかった……
ここはライブ用には設計されていない美術館であったので、
一般の人々のいる下の方がよく聞こえたに違いない。
立ち見ではなく、われわれには椅子が用意されていた。
そして手摺が目の前にあった。
それに寄っかかり、僕は寝てしまった。
ライブの最中はほとんど……
ヒプノティックな音の波状攻撃であったせいもあるが、
あと精神的に参っていてとても疲れていたからなあ……。
帰りにヨシミちゃんの子供を見た。
ぶかぶかの服を着てて、相変わらず可愛らしかった。
ライブを観る前から、そのように感じるのはわかっていたけれど、
一言で言えば大竹さんもヤマンタカさんも羨ましいなあ……ということ。
のびのびしてて自由だなあと、誰が見てもまず感じる単純なことを、
僕も思うし、何のプロ意識もないから素直にそれを書く。
実際には彼らだって大変なことの連続なのかもしれないけれど、
少なくともやりたくないことだけはやっていない。
このような抜けの悪い音を、ダラダラと堂々と演れるのは
本当に羨ましいことだと思う。


★en-taxi vol.16/中原昌也★

マリ |MAIL






















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