宿題

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2006年01月14日(土) 共感するということ/川本喜八郎×ユーリー・ノルシュテイン
川本 もう一回生まれ変わったらどうすると言われたら、同じことをしたいですね。

ユーリー 私は違います。またアニメーションをやろうと思ったことは一度もありません。
とにかくまったく偶然、こうなってしまった(笑)。
アニメーションを作るのは、この家を見て、
ちょっと組み立ててはカメラの前に行ってチョコンと置く。
立て直しては、カメラを覗いて、またチョコンと置く。
すると医者が来て、「診察室に行きなさい」。
私にとっては、そういうことですね。

川本 そうだったんですか、スタジオに人がいなければ、
いつもあのグルジア料理の店にいるよ、って言われてたんですよ。

ユーリー 実はこれが人の感情に共感することなんです。
当時、モスクワで唯一のグルジア料理のレストランが、
朝早くから熱いスープを出していました。
二日酔いの連中が頭をすっきりさせるために来る(笑)。
この酔っ払いたちがおもしろくて、観察するんです。
それから自分の重い脳を開放するためにね。


★共感するということ/川本喜八郎×ユーリー・ノルシュテイン★

マリ |MAIL






















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