宿題

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2003年12月18日(木) Yahoo!ブックスインタビュー/西原理恵子
描いたものを自分で笑うってことはないです、絶対。

面白いって思うこともない。



(コンスタントに作品化していないと)恐いんですよ。

いつ人気がなくなってお客さん(=読者)がいなくなっちゃうか、

という物凄い焦りがあるから。本を出す時も恐い。

出すたび毎回、『今度こそ決定打で"つまんない"って言われるんだろうな』

と絶望感に襲われて……。描けば描くほど落ち込む。



諍いを避けるために笑わせる。

きついツッコミを入れても、最後は絶対に笑いに持っていく。

私程度のギャグを言う人は、高知の飲み屋に行くといっぱいいますよ。



セバスチャン・サルガドを尊敬しています。



別れた夫が報道の仕事だから、よく言っていたのが

『取材はその場所から絶対動くな。何かを掴むまでそこにいろ。寄れ。もっと前へ前へ』。

結婚する前は、取材ものは編集者がガイド役をしてくれて

『お気楽観光記を描いてください』みたいな感じだった。

でも、彼に出会ってから、もっとちゃんとやらなきゃ、その場所に絶対いなくちゃ、

と思うようになった。彼から唯一いい勉強をさせてもらったことです


★Yahoo!ブックスインタビュー/西原理恵子★

マリ |MAIL






















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