宿題

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2003年04月05日(土) こっそり愛読した父の作品/藤本匡美
母は父の「顔立ちの可愛らしいこと」と「知識が豊富なこと」

に非常に重きをおいて、今日に至るまで娘達に自慢し続けてきた。

漫画は一切読まない主婦で、心から素直に

「パパは絵が上手に描けて素敵ね」と尊敬してきた。


私が四歳の頃、父が社長の時代に「スタジオ・ゼロ」が廃業になったり、

児童漫画に不遇の時代が到来し、合わせて父の仕事がグッと減ったらしいのだが、

後に母は、「私はなーんにも不安じゃなかったわ」と楽しげに語っていた。

マンガ家の奥さんというのは、このくらい俗界を超えておおらかな人で

”当たり”なのだと思う。


★こっそり愛読した父の作品/藤本匡美★



■SF短編PERFECT版1巻から。

マリ |MAIL






















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