宿題

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2002年04月22日(月) 木更津キャッツアイ◇第3話・第4話/宮藤官九郎
神社。

モー子が柏手を打っている。

「木更津に、スターバックスが出来ますように」

――第3話より


校長「え〜生徒のカバンにタコを混入...同じく女生徒の弁当箱にザリガニ混入。

女子生徒のブラジャーに練りワサビ付着、さらに鞄に火薬入りの煙草を混入と...混入好きねぇ」

美礼先生の手帳を読んでいる校長。

校長「え〜女生徒Aの携帯電話をゴミ箱に投じ、なおかつBの携帯ストラップに生きたハムスターをくくり付ける。

教室にスズメ蜂の巣を投げ込む、で、今日、下駄箱に蛙ですか?」

美礼「それと昨日、剣道部の小手の中にマヨネーズを入れもしました」

校長「...もう一度聞きますよ、コレ本当にぜんぶあなたがやったの?」

美礼「はい」

校長「...信じられないな、一月の爆弾騒ぎも」

美礼「私です」

校長「...(ため息)」

美礼「あとテニス部のユニホームにニャロメの絵を描きもしました」

   ◇

マスター「ウチの勘定も半年以内に払ってもらうからね」

公平「そんなの、オジーだって払ってねえだろ?」

オジー、サーバーに口をつけて直接生ビールを飲んでいる。

マスター「あの人はしょうがねえよ」

バンビ「オジーは木更津の守神だからな」

マスター「なんか憎めないもんな」

   ◇

マスター「なんでリモコンだけ盗ってくんだよ」

バンビ「何かのメタファーじゃない?」

公平「めためた、え?なんだそれ」

バンビ「自分をコントロール出来ないとか、そういう気持ちの象徴なんじゃないかな」

アニ「ああ、誰か私を止めて〜みたいな」

マスター「私のリモコンどこ〜みたいな」

ナオミ「そうなの、メタファーなの(深く納得)」

公平「そんなもん木更津じゃ通用しねんだよ!」

   ◇

ナオミ「ありがとう小津くん、ありがとうみんな、ワタシ明日から真面目に...」

公平「普通でいいよ、普通で」

ナオミ「普通になります」

――第4話より


★木更津キャッツアイ/宮藤官九郎★

マリ |MAIL






















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