○プラシーヴォ○
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2002年10月04日(金) 中学か高校か

店の台所で洗い物

目の前の壁に
2センチほどのスリムなゴキブリータ登場


洗っていたカップを放り投げて
外に出る

と、忍君(新人でアメフト部所属)
がすぐソバにいた


腕をむんずとつかんで
台所へ引きずり込む


「ゴッ…ゴッ…ゴキ…」


私達の目の前で
ガス給湯器の裏へ走り去るゴキリータ


「あれ、いなくなったな」

忍君が給湯器の裏を覗き込む

「だめだな、真っ暗で、見えない」


はっと、我に返る

まるで女子高生のように
はしゃいでしまった自分

いかんいかん
私は男 私は男
冷静にならねば


「あ…逃げちゃったね…
 ごめんね、引き止めて…」


忍君を解放してあげようとしたのだけれど


「いや、ちゃんとしとめるよ」


と、洗い場の上に乗って、
給湯器の裏を覗き込む


私が手渡したゴキ抹殺スプレーを
忍君が乱射する


「あ〜、出てきた出てきた」


給湯器の上にフラフラと出てきたらしい


ティッシュでつまんで
おびえる私の目の前で
わざと大げさに

ん〜と

握りつぶしてくれた


ハム男だったらきっと、
ゴキが見えなくなった時点で

「もう大丈夫だろ」


と私を見捨てたに違いない


ここまできっちりと
面倒を見てくれる男の子に
クラリとする

私、おばさん?
飢えすぎ?


でも、純粋に嬉しかった


がちゃ子 |偽写bbs

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