○プラシーヴォ○
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私はとても平凡な女だと思う
とても人の目を気にして 動いていると思う
私の動きは 私だけの意思では無いと思う
だから、いろんな人の小説や 日記を見て救われる
こんな風に思っているのは私だけじゃないんだ こういうことしてもいいんだ
って、自分の幅がちょっとずつ 広がっていく気がする
時々、その人物像を自分に重ねることがある
そうすることで 本当の自分だったら出来ないようなことも その人になりきることで 出来ちゃったりする
最近、江國香織さんの小説にでてくる
ハナコちゃん
という女性を憑依させることが多い
飄々としていて すっきりしているハナコちゃん
私だったらできないけれど ハナコちゃんならできる
…ある意味 コスプレ?(違う?)
化粧をすると 気が強くなるコギャルや
衣装を着ると滑舌がよくなる コスプレイヤーのように
私は違う人を憑依させる
ハナコちゃんをまとって 今日、ハム男に家に襲撃する
そして 正しい重さで
オカエリ
って言ってあげたい
ハム男の嫌がる顔を想像すると 怖くてたまらないけれど
だったら帰ればいい
だって私は ハナコちゃんだから
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