○プラシーヴォ○
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2002年01月08日(火) 国家権力

「あの、こちらミナト警察署ですけど」




はあ?




21時頃に帰ってきた私は、味噌汁を温め、
ママンが作ってくれていた夕食を食べようと
お腹をグウグウならしていた

その時、電話が鳴り、受話器を上げると開口一番
警察屋さんが名乗りを上げた


「おたくの、お父さん名義の車がねえ〜
 中央大通りに止まったまんまなのよ
 タイヤ4つとも無いまんまでね〜」


ええええええええ?


トラックの運転手で、お酒を一ミリでも飲んだら
車のドアにも触らない真面目一徹のパパンの車が
そんなことにいいい?


よくよく聞くと、それはパパン名義で買った弟の車だった

フリーターで今いち落ち着きのない弟は
これまでも何回も事故を起こしていて
確か数日前の路上駐車で免停になってるはず

まさかその車を放置してるのか?
っていうか、味噌汁が沸騰しちゃって大変だわさ


私が思いをいろいろ巡らせている間にも
一瞬たりとも休まずにオッサン(警察)は、まくし立てる


市民から苦情が出てる
タイヤが無いからレッカーもできない
道路のど真ん中のゼブラゾーンに止まっている
非常識にもほどがある



そうね、そうねその通りだけど


弟に直接言って欲しいわけよ
あたしゃ


味噌汁がいよいよ変な音を立て始めたので
一度電話を離れて火を止める


「じゃあ、その旨、弟に伝えますので」


するとオッサンは
数日後にまだその車が放置してあった場合、
お姉さん(私)にもう一度連絡がしたいので
会社の電話番号か携帯を教えろ

と言い出した


ダカラ、ワタシハ カンケイナイッツーノ


「それは無理です」

「じゃあ、お姉さんが弟さんにちゃんと話を伝えたって
 俺はどうやって確認とればいいんだよ!」

ぷちん


「この、自宅の番号にかけてくだされば
 いいと思うんですけど?」


「だって、今日だって何度も掛けたけど
 留守だったわけよ
 やっと、こんな時間になってつながったでしょ」

そりゃ家族全員働いてりゃ当たり前だっつーの
あたしたちの税金でオマンマ食ってんなら
指から血が出るくらい何度もダイヤルしろ こんちくしょう
(弟が違反を犯してることが前提なのは 
 この時点で私の頭から吹っ飛んでいた)


この後延々
似たような会話を繰り返す

担当者が毎日コロコロ変わるので
早く解決してくれないと
資料がどこかへ行ってしまうんや〜

と泣きつくオッサン
どんな警察やねん!
パソコンにデータ保存もできへんのかい



ミナト警察署だというのに
何故かナンバーディスプレイには
私の住んでいる所(神戸)の市外局番が出ていたんだけど

っていうかどうしてこのオッサンは
私や弟や家族全員の携帯の番号や
生年月日や働いている場所を何度も聞こうとするのかしら


「いや、もうだから
 弟に伝えますとしか言いようがないんスけどね」


と、もう精も根も尽き果てた私は
最後の力を振り絞ってオッサンに言い切った


「そうやね、ほな、お願いするわ」


カチャン
電話はあっけなく切れた


だったら私の番号を教えろだの
家族の会社の電話番号を教えろだの言わずに
最初からそうやって納得してくれよおおおおーーーー!!!


はああ、胃が痛い


がちゃ子 |偽写bbs

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