○プラシーヴォ○
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月、火とハム男から電話がこず、 死んでたらどうしようと ちょっと本気で考えはじめたころ 電話が鳴った
「はあ〜…風邪で体が…動かないよう 昨日は会社…休んだし…」
だからどーして連絡くれないんだっつーの 私が見舞いに行くとそんなに邪魔なのかい?
「がちゃ子…最近遊べてないからなあ 近々温泉行こうな!蟹も食べよう!」
「ちょうどいいね、来週、連休だしね」
沈黙
「…なんで黙るの?」
「がちゃ子…ごめん…来週は友達の誕生祝いを しなくちゃいけなくて…」
でたーーーー! 確か7月ごろの連休もこれでやられたんだよ、あたしゃ! (ハム男を入れた仲良し3人グループは それぞれ入れ替わり立ち替わり誕生日には きっちりとお祝いをする もう30歳手前のオッサン達が!)
「また、連休が連休にならないじゃんかーーー! 先月の連休はあんたのお姉ちゃんのせいで つぶれたしさーーーー!」
「土、日で行こうぜ!…あ、日曜日はサッカーの練習… あああ、嘘嘘、休むからさ!」
「だめだよ。日曜日、バックストリートボーイズの コンサートだもん」
沈黙 ハム男、シンキングタイム 考えるハム男
チーン!
「お前だって、最初っから連休になってないじゃないかよ!」
バレました〜?
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