hikachi's Diary
DiaryINDEXpastwill


2002年10月12日(土) ふぁうちゅんドッグス

「ふぁうちゅんドッグス」というのは、土曜日の朝9時半から、
東京テレビでやっているアニメーションなんです。
もとは少女漫画みたいなんですが、ひか太が気に入って見ています。
ストーリーは、犬の友情物語というか、冒険を通して成長して行くお話。

今朝の話は、要約すると、こんな感じでした。
主人公の犬が旅の途中で、ある犬と友達になります。
友達の飼い主はとても犬を大切にしてくれて、
犬たちにいつもたくさんのごちそうを食べさせてくれます。

でも実は、その飼い主は強盗みたいなことを生業としていて、
飼われている友達(犬)も、その手助けをしていることが
あきらかになります。
そして警察に居所を見つけられて、友達の犬は飼い主とともに逃走します。
そしてその、友達の犬と別れるとき、主人公の犬が叫ぶんです。

「きみが、どんなおとうちゃん(飼い主のこと)と一緒にいたとしても、
 ぼくはきみの友達だからね!!」


それを見たとき、私はあれっ、と思いました。
どんなにごちそうをもらえて、大事にされても、そんなご主人と
一緒にいてはいけないよ、そこを出てぼくたちと一緒に旅をしようよ。
そういう展開ではないの・・・?
子供向けの番組としては、そうでないとだめなんじゃない・・・?

それがどうしても気になって、長い間そのことを考えていました。

そして、考えるうちに、
でも、実はこの話って、素晴らしいじゃないか!!
と急に思えました。どうしてかというとね。

どんなにだめな人でも、神様は愛して下さる。

この真理と通じるんじゃないかと、ふと思ったのです。

友達の犬はきっと、ご主人が悪いことをしているのは知っていたんだよね。
でも、それでもご主人のことが大好きだったに違いない。
そのことが、よくわかったから、主人公の犬も、友達の犬のことを
裁いたり、さげずんだりしないで、「きみはぼくの友達だ!」と
言ったに違いありません。

 いつくしみ深き 友なるイエスよ
 罪 とが 憂いを とりさりたまわん
 世の友 我をも 捨て去るときも
 祈りに答えて 慰めたまわん

罪は罪であり、いけないことですが、、、
罪を犯しているからといって、その人に価値がないというわけではない。
そんなあなたのことも、大好きだよ・・・。

一番にこの悪人のご主人と従う犬を裁いてしまったのは、この私です。(^^;
主人公の崇高な心に、完全に負けました。

ううむ、あなどれない、子供のアニメ。

・・・というわけで(なにがだ)
ひかちは今日も頭痛とリンパ線の腫れに悩まされるのでした。
ちくしょーーあたまいてーーー!!!うう。

早く元気になりたいものです。


同日の過去の日記


hikachi |MAILHomePage

My追加