アクセス解析 le journal intime.
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2005年09月13日(火) 待っているのか。

さっきTくんがジャージ姿で研究室に突然やってきた。
毎度のことながら洗濯物の生乾きの臭いがしていた。
ハイビスカスローズヒップハーブティなるものをいれてあげた。

生理になった。
まただ。
もうイヤだ。自分がイヤだ。

連絡をとらなくなる前,
「もう少しで生理かもしれないね」と彼がいった。
「イライラしてる?」ときくと
「そんなことないけどなんとなく」と彼は答えた。

その時はすでに気分が沈みがちだった(と思う)。
病院へ行った方がいいのだろうか。

体の問題なのか精神の問題なのか分からなくなってきた。
くそー。
自分の気持ちを自分に裏切られた気持ちになる。
自分を偽ったり無理に納得しようとする気持ちではかったものが,
体の変化をさかいに,偽りの気持ちとして認識される。

うそじゃないのに。
わがままじゃないのに。
本当の気持ちだったのに。

正常な体のメカニズムによる異常で急激な心理変化は,
正常な範囲の出来事として簡単に受け入れられてしまう。
でも受け入れられるのは気持ちではなく,メカニズムだ。
つまり,イライラしていてもそのイライラの原因は私の体が原因であって
外部の事象のせいではないし,私の本来の心情ではない,と。

そんなのイヤだ。
私にとってはどちらも本当の正真正銘の感情なのに。
意識を持たないはずの体から私の意識が完全に,
しかも無自覚の内に操作されているなんておかしい。
でも他人にとってはおかしいのは私なんだ。

結局は生理のせいだと片づけられて,
私の気持ちへは目をむけられないで終わる。
そして体の変化が終われば,自分でもその気持ちに目を向けなくなる。
他人と同じ事をする。

月経前症候群/月経前緊張症,調べてみてください。




 ここ数日は,一日過ぎる毎に日を数えていた。
待っているのか,それとも自分を試しているのだろうか。
それも分からない。
でも,
彼と別れるということに変わりないと思う。
生理のせいじゃない(何%はそうかもしれない)。
自由になって全部わすれてしまいたい。
自由でさらさらした自分だけの時間を過ごしたい。
既存のものをみつめて苦しむより,まだ見ぬものにワクワクしていたい。

ああ,そうだ。
早朝のベンチに寝ころんでいたあの目の人に会いたい。
自転車ですれ違う瞬間,目があった。
時間が止まったように感じるくらい引き込まれたから。

でも,そう思ってるのって大抵は自分の方だけなんだろう。
それに,万が一またすれ違っても気がつかないのがおちだろう。

よし。
ちょっと元気になってきた。
論文がすすみそうだ。


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