あつ子の日記
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2005年07月06日(水) 初恋。

どーやらてん助には彼女ができたらしい。
前からちょくちょくやってくる、黒白タキシードの美人さん。

夕べ夜中に窓の外から甘えた声で鳴いていて、
それを聞いたてん助は、ガラスに顔をひっつけて
鼻息荒く、長尾をびゅんびゅん振っていた。


どーしよう、てん助にまで負けた・・・


私に「窓を開けてくれ!!!」
と、家中うろうろ鼻息荒く歩くてん助。
外には甘い声の彼女。名前は「ルー」


夜中の2時に、ロミオとジュリエットばりの愛の告白。。。


「すみませんが、もう遅いので明日また会いに来て頂けませんか?」
という私の声は届かず、ずーーと愛の告白。。。


いい加減近所迷惑と思い、てん助を無理やり隣の部屋に連れて行こうとしたら、
頑として動かない男てん助がそこにいて・・・・
なんだか私ジェラシーでした(涙)
あつ子命じゃなかったの??


無理やり引き裂くのは可哀想だし、
かといってこのままにしておくのは近所迷惑(涙)
とっても複雑な気持。。。
複雑なまま、ルーを追い返してしまいました。。。ごめんね。


そして、もう一つ複雑なのは、
きっとルーは盛りがついたからやって来たはずで、
てん助のかっこよさに惚れたのは分かるけれど、
なんせてん助去勢をしているものですから・・・

人間としての罪悪感を感じずにはいられませんでした。。。

だので、てん助の寝顔見るまでは眠れずに、
本日物凄い寝不足・・・


今夜もルーはやってくるのでしょうか。。。

もし来たら、家に入れてあげようかなぁ〜とも思う。
けど家に入れたら、どんなことになるのかなぁ〜とも思う。

てん助の初恋を応援してあげたいのに、
人間社会と猫社会のすれ違いに、
結局私は邪魔をしているのです。。。

なんだかずーーっと複雑です。。。

ごめんねてん助。。。


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