夏 色 南 風

  2008年12月07日(日)  大きな愛になる


ボクが勤めていた紅茶専門店(旧店舗)は基本に忠実。
日本紅茶協会のゴールデンルールに基づいてお茶を淹れていた。
この方法なら誰が淹れても、香り、渋み、味など、
それぞれのお茶の特徴がきちんと出た美味しい紅茶になる。
正統派の紅茶だ。


日本紅茶協会が認定する『美味しい紅茶のお店』をこの秋から巡った。
主に東京にあるお店に行ってみた。
認定店は当然、ゴールデンルールに基づいて淹れてるはずなのだが、
実際は違うみたいだ。

それぞれのお店が自分のルールで淹れてる。
僕が退職したお店(新店舗)もその一つ。

なのでどういう経緯で認定されたかわからないけど
ハッキリいって美味しくないお店が多いことがわかった。
淹れ方はもちろん、茶葉の量、お湯の量、そういうものが違えば
同じお茶でも当然ながら出来上がりの香り、渋み、味がまったく違う。
特に多いのは薄い紅茶。こだわりを感じないお茶ばかり。
ゴールデンルールを利用して美味しいお茶のお店と認定されたのであれば
それらのお店は邪道かもしれない。

もちろん良い悪い、とか、正しい間違いの問題ではない。
嗜好品なのだからそれぞれのスタイルで楽しめば良いわけで、
お客もそれぞれの好みにあった紅茶を楽しめば良いと思う。



問題はここから。


旧店舗の同僚が別の紅茶専門店で働き始めたのだが、
この違いに悩み、苦しみ、ついには大泣きしてしまった。
きっとボクらはこの違いについて永遠に苦しむんだろうな。
だって新店舗を退職した理由はそれだから。


だからこの同僚の気持ちは痛い程よくわかる。
彼女を救わなくてはいけない。
なぜなら2〜3週間前どん底でボロボロだったオレに付き合ってくれ、
いっぱい話を聞いてくれて、一緒に泣いたり笑ったり、
どうしようもない心の痛みを救ってくれたのは彼女だから。
今度はオレの番だ。


友情とか愛情とか、そんなもんはどうでもいい。
オレは大きな愛になりたい。
彼女に笑ってもらうためにはどうすれば良いか、
自分のすべてを使って考えなくては。
今こそあの時の彼女の気持ちに応えなくては。


せめて笑顔が救うなら、オレはピエロにもなれるよ。

元気になったらまた美味しい紅茶を飲みに行こうぜ!





P.diaryに旅写真アップ中。
今日は倉敷です。

この次は岡山の予定。

HPまで遊びにきてください。



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