夏 色 南 風

  2005年05月13日(金)  眉山


昨日、図書館から電話があり、予約の本を借りてきた。



『眉山』 さだまさし著


昨夜は日記の更新も忘れて読みふけった。


『精霊流し』も『解夏』にも泣いた。
そして今回も泣いた。



僕の年齢では、
さだまさしさんの一番人気のあった頃を知らない。


でも僕は彼を素敵だと思うし、尊敬している。


確かに歌は暗い。
でもそれはテーマの問題。

彼が歌うのは、『生命と時間と心』
つまり自分の意志ではどうにもならないものばかり。

頭で分かっていても、心で割り切れない、
そんな言葉にしづらい気持ちを
実にうまくメロディーに乗せる。


したがって、アレンジ上どうしてもマイナー調になるのかも。


でも、実際の彼を知ってれば暗いなどと言えないだろう。


実に明るい、しゃべりがうまい。
2時間半のコンサート、4曲歌う以外は全部トークで
お客さんは大爆笑の渦なのだ。


僕が彼を尊敬して止まないのは、
人の心の痛みを理解し、素晴らしい言葉達で癒してくれる。
この点に尽きると思う。


それは彼の歌、エッセイ、小説、ラジオを知っていれば
きっとおわかりだと思う。


私自身の心が辛い時、
必ずといってよいほど彼の著作物を読む。
最初は爆笑しながらも最後は泣かずにはいられない。
そしてがんばろうという気持ちにしてくれる。



彼のような人は身近にいるようで、
実はまったく見当たらない。
僕もまっさんのような大人になれるだろうか?



『眉山』、やっぱりちゃんと買いに行こうっと。



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