夏 色 南 風

  2003年01月15日(水)  成人式 - 悲しい男の物語(1) -


本当なら成人の日は本日、1月15日ですよね。
ハッピーマンデー制度がなければですが。

みなさんは自分の成人式に出席されましたか?
私は自分の意志で出席をしませんでした。
というより、はじめから頭になかったのです。

当時、まだ19歳だった私は浪人2年目。
バリバリの受験生でした。
どうしても歴史を勉強したかったのです。
後々、ツブシがきかないなんて良く言われましたが、
東洋史・西洋史・琉球史・アイヌ史
ぜんぶ勉強したかった。
知りたい事が山ほどありました。

狙いは都内にある某市立大学の文学部史学科。

その年のセンター試験は1月15日、つまり成人の日に行われました。
市立大学を受験する私にはセンター試験は関係がなかったのです。
行こうと思ったら行けたはずです。
しかしながら『合格』の2文字が欲しい私には興味がなかった。

授業もないのに予備校へ行き、自習室で必死に勉強しました。
バイトして授業料を稼ぎながらの受験だったので、
どうしても落ちるわけにはいかなかった。
でもね、予備校からの帰り道、同い年の新成人とすれ違う度に、
世の中自分一人が違う事をしていたかのように思えた。


今年、職場の年下連中が揃って成人式を迎えました。
街中でスーツの男性、晴れ着の女性を見ると、
なんだかとってもうらやましい気がする。
あの頃の自分がとてもかわいそうに思える。
後悔をしてるんだろうか?

いや、これで良かったんだよ。
少なくとも、今はそう思えるようになった。



- 悲しい男の物語(2) -は2月の中旬以降に書きます。





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