夏 色 南 風

  2002年11月17日(日)  原点に帰る


とても寒い土曜日の昼下がり、突然思い立って出かけてきました。
突発的な衝動を押さえ切れずに行動してしまう、
野生動物のような人間だと自分で反省(笑)

さて、生まれていた時に住んでいた場所を
とても気になってたんです。

あの辺はどうなってるのかな?
アパートのとなりに薬局があって、銭湯があって・・・
バス停は郵便局の横だったなぁ〜
となりの薬局に住んでいた同い年の女の子、
一緒におままごとして遊んだけど、もう立派な大人だろうな。
(あたりまえか)

色々考えてるうちに、自宅を飛び出しました。


うっすら憶えてる住所を頼りに、最寄りの駅まで。
当時は私鉄だったけど、今は地下鉄が通り便利になってました。
さんざん歩き回ったけど、となりの地区を探してたようで
無駄足になりかけました。

諦めかけたその時に、ある公園の看板を見つけました。
よく父親に連れられて、紙飛行機を飛ばしにいった公園。
記憶が甦り始めました。
探しながら近所の方達に幾つかのキーワードを出して訪ねると、
どなたもみんな親切に教えてくれた。
東京の人達が冷たいなんてウソです。
都会の偶像に過ぎないのですね。

そして・・・
ついに郵便局とバス停を発見!
近所の商店街も発見!!



あの角を曲がれば・・・



見つけました。
住んでいたアパートは無くなってました。
となりの銭湯も無くなってました。
あれから20年以上もたってるんだから・・・当然か。
月極駐車場になってた。


でも、残ってたんです。
薬局が。
そして表札に名前があった!
薬局の娘さんだった、同い年の女の子。


うれしかったぁ〜。
全て無くなってたら、想い出まで消えるところだった。
女の子の名前は・・・Nちゃん。
幼かった時、結婚の約束までしたこと思い出した(笑)

忘却の彼方に消えた事も、記憶の片隅に残っている。
人間はフッとした瞬間にそれを思い出すのですね。
それがたとえ約20年前の、幼稚園の頃のことでも。


あの頃の自分に逢えたような気がする。
行ってみて良かった。
突発的な行動も悪くないね。





Home  Mail  Past ←  Index → Next

P-diaryはHomeで見れます