いつもここにいる。...美和

 

 

もうやだ…。 - 2002年07月30日(火)

美和@現実逃避中です。
あのー、ちょっと前に、壮大なプロジェクト進行中と書きましたが、
既に挫折しそうです(爆)
ホントに…。もう、パソコン見るのもイヤです(嘘です)
頭がパンクするよう…(T_T)

ってことで、思い出したようにやってくる
美和さんの小説 in 日記のコーナー(現実逃避用)
では、早速いってみましょう。

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彼は肩が触れ合う距離にいたのに、
話しかけることさえ、できなかった。

一目見て惹かれた。
毎朝の通学の電車で出会った彼。
一方的な出会い。

私が手を伸ばしてやっとの吊革を、軽々と掴む高い背。
友達と話しては、電車の中、声をひそめて笑う姿。
涼しげな目元、大きな手、優しそうな笑顔。
一つ一つが、とても好きだった。

私の乗った、次の駅で乗る彼。
その姿を探しては一喜一憂。

「…あ、今日はいた!」

先に乗っていた友達と挨拶をする声。
既に席は満員。
彼が立ちそうな場所の近くに、陣取った私。

すぐ近くの空気が動いて、彼が私の隣に並んだ。
私より頭1個分は背が高い彼。
隣に彼を感じるだけで、心臓がバクバクいってる。

「…だよね」
「それでさ…」

何話してるんだろう…。
楽しそうな顔が、電車の窓に映ってる。
思わず、見つめてしまう…。

不意に電車が揺れた。
バランスを崩した彼の腕と私の肩が、少しだけ触れた。

「あ、ごめんなさい」
「いえ…」

謝られて、一言だけ返す。
今私、変な顔してなかった?
イヤそうな顔してなかった?
今のこと考えるだけで…ダメだ。まともに顔が上げられない。


…そして結局、ずっとそんな調子のまま。
彼は専門学校を卒業して、就職した。
もう、彼の姿を毎朝探すことはない…。

たった1年の淡い恋心。
――あなたは今、どうしていますか…?

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…まあ、ぶっちゃけてしまえば実話です。
思い出して、こうやって書くと、少し切ないですね。

…実は続きらしきものがあったりするんですが…。
皆さんから何か反応があれば、書いてみようかな(笑)


...




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