短編小説部屋...まどう ゆう

 

 

猫派・犬派(カカイル) - 2007年10月05日(金)

うみのイルカは昔はどちらかと言えば猫の方が好きだった。

でも最近は犬の方が好きなんじゃないかと時々、思う事がある。


猫の様なしなやかさを持った上忍、はたけカカシは忍犬使いだ。

川辺で彼らとまるで戯れる様に訓練を行っている姿を見かけた時、まるで
犬の様だとイルカは思ってしまった。

実際、カカシは気まぐれというよりも自分には人懐っこい感じで接して
くれている。

中忍である自分が上忍である彼を犬の様だなんて思っている事は誰にも
言えない。


『イルカ先生の髪はまるで犬の尻尾みたいですね』

以前に一つに結わいている自分の髪を見てカカシにそう言われた事が
あった。

自分が思っているのとはちょっと違うが同じ様に犬みたいって思われている
のが何だかとても嬉しく感じてしまった。

それからイルカは犬が好きになった。

それはカカシが好きだからという事を気付いたのはもっと先になってから
だった。


...



 

 

 

 

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