singersong professor KMの日記

2010年07月11日(日) 古代史

 古代史というのはロマンがある。この間,梅原猛『葬られた王朝 古代出雲の謎を解く』(新潮社,2010年)を読んだが,古事記や日本書紀を読めば,大和王朝は出雲王朝から国を譲り受けたことが書いてあるとしている。1990年代の島根県の荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡などの考古学的発掘で裏付けられるという。

 そういう発掘以前にすでに,古田武彦氏は『盗まれた神話 記・紀の秘密』(朝日新聞出版,1975年)で,記紀神話を虚心坦懐に読んで、類似の結論を出されていた。『邪馬台国はなかった−解読された倭人伝の謎−』(朝日新聞社,1971年)以来,古田武彦氏の著書はかなり読んでいたので,今回の梅原氏の著書に意外感はなかった。古田氏は九州王朝説だけれども,出雲王朝の存在も認められていた。

 こういう古代史はロマンに満ちている。ついつい夢中になりそうだ。

 


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