singersong professor KMの日記

2009年05月05日(火) グローバル30

 今,大学では「グローバル30」で文部科学省の国際化拠点大学に指定して貰おうと躍起になっている。教授会でもいろんな議論が出ていたが,大学当局はチャンスととらえている。一体文部科学省はどういう狙いでこれを推進しようとしているのか。昨年文部科学省は,留学生30万人計画(平成20年7月29日),を打ち出した。これに乗った形での,今回の「グローバル30」,つまり拠点大学指定の動きのようだ。英語による学位取得,留学生受け入れ,これが柱のようだ。私は教授会でも発言したのだけれど,一体どれほど体制がとれるのか,これにつきる。立命館大学だけではない。日本という國全体で果たして,どれほどの覚悟でこれを推進しようとしているのか。危惧されるところが大きい。

 下記の留学生の言葉は重い。私の危惧も全くこれと同じだ。
「『留米親米、留日反日』という言葉が中国にあるのを知っていますか。アメリカに留学すると、アメリカが好きになって帰国します。でも、日本が好きで、日本のことを知りたくてせっかく日本に留学しても、かえって日本が嫌いになって帰国する人がいるんです。それは、日本の留学生受入れ政策がしっかりしていないからだと思います。」(「『留学生30万人計画』の意義と異議」http://www.news.janjan.jp/column/0805/0805190385/1.php)


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