昨日は,RIMO(立命館大学経営大学院)校友会の学習会に参加した。大学院教授佐藤修先生によるお話だった。「変化への対応と経営人事の役割〜サブプライム!激変する経営環境と人事の課題〜」という論題で,私などファイナンスをやっている人間にとって一番遠いところにある,労務人事の話なので,いわゆる「耳学問」として,大変有意義だった。それに,日頃感じていた私の疑問は,私だけのものではなくて,我々が共有しているものだと言うこともわかった。
どうして,仕事の仕方を見直さないのか,どうして大学新卒男子を中心に人事を考えるのか,こういった見直すべき点がどうして見直されてこなかったのか,かねてから疑問に思っていたが,間違いではなかったことを確認できた。とくに,少子高齢化だというのに,女性労働を活用できない日本企業の問題点は,まさに,言われるように,産官学共同の取り組みとならないといけないことを痛感した。
仕事の仕方も,確かに,日本企業は各自の役割が曖昧だから,助け合いができるというメリットがあるが,その曖昧さは到達目標も曖昧になりがちだと言うことは,言われるとおりだ。いわゆる日本的なあうんの呼吸でうまくいっていた時代は終わったはずだ。大学などもっとも遅れた経営をしていることは,ここでもいつも書いているが,企業の中にもそこまでひどくなくてもあるのだろう。何のためにその仕事をしているのか,わからないまま流されていはしないだろうか。
高大連携の取り組みとして,高校生への金融教育はどうあるべきか,N証券と共同の取り組みをしているが,そのなかでわかることは,金融教育もさることながら,人生をどう生きるか,人生設計ができないといけない,それをどのように高校生に気づかせるかた大事だという認識を取り組みをしている人間の間で共有できている。このことは,大学生,新入社員すべてに共通した課題であることもわかった。人生目標がしっかりしていないと,学業でも仕事でも,まともに手につかないことは間違いない。
そんなこんなを考えさせられた,他にも一杯気づかされた。よい勉強会だった。
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