ちょうど1週間前「次期日銀総裁が決まらない。日本はかつて,経済一流,政治は三流と言われていたが,もはや経済も一流ではなくなってきている。しかも相変わらず政治は三流のままであることを実証している。」と書いた。そしてついに,日銀総裁空席が確定した。今日の日経「大機小機」欄でも「低すぎる政治の生産性」を嘆いていた。
やはり日経7面でも「検証 日銀総裁空席」という特集が組まれていた。ことここに至る経緯が詳細に書かれていた。それにしても,この国の首相の志が見えない。思いが伝わってこない。良い,悪いの問題以前に,何を思い,何をしたいのか,全く見えない。言わないのだから,国民にそれが見えるはずもない。企業経営でも,組織が大きくなると,社長の顔が見えにくくなる。そこで「経営理念」その他社長の思いを語らないと,社員に伝わらない。組織が肥大化すると,企業は羅針盤を失った船のように,漂流するばかりとなる。だからこその「経営理念」であり,社長の言葉なのだ。
で,この国の首相は何かを語っているか。日本国が漂流するのは当然だ。でも,困るのは国民である。首相として無責任に過ぎないか。今国民はいらだっている。どうやら与党内でもいらだちが募っているようだ。よほど人材が枯渇しているのだろうか。与党は変な人物ばかりを首相に選ぶ。否,どこかに組織・システムの不全があるのだろう。そこが怖い。
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