singersong professor KMの日記

2007年12月04日(火) 一目均衡

 日本経済新聞は,毎日目を通す。毎週火曜日に掲載される「一目均衡」というコラムは結構注目して読んでいる。その今日の「一目均衡」では,末村篤「2008年はドル支配の『分水嶺』?」というコラムが掲載されていた。その中で,やはり私も注目していたし学生諸君にも一読を薦めていた,11月30日掲載の野村證券元会長田淵節也氏の「私の履歴書」最終回から引用されている。

 田淵節也氏は,イラク戦争への厭戦気分が蔓延しアメリカの「軍事力に翳りが出れば,ペーパーマネーのドルの信認が低下し,米国は金や原油,穀物などの実物資産を裏付けとする新しい通貨制度を考え出すのではないかと思う」とされ,「そうなれば,金本位制が『ドル紙幣本位制』に変わって以来の大変化だ。世界中が混乱し,アメッポン(田淵氏はニッポンがアメリカに振り回されてきた国だという意味でこう言われる)の日本は一番大きな影響を受ける。」こう言われている。

 この田淵氏の言葉を承けて,末村氏は,来年2008年は「ドル本位制」が退位するパラダイム転換の「分水嶺」の年になるのではないか,とされている。注目しておくべきだと思う。


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