今朝は,びわこ線の電車,論文を夢中で読んでいて,南草津の駅を乗り越し,草津駅まで行ってしまった。で,南草津まで折り返した。実は,9月に学会報告を依頼され,引き受けている。その予稿集の締切が迫って(実は過ぎて)いる。今週いっぱいまで待って貰っている状態だ。それで,つい夢中で読んでいて,乗り越した。久しぶりの乗り越しだ。こちらへ通勤を始めた初期の頃は往きも帰りも,どちらも乗り越したことがある。その後ほとんど乗り越すことはなくなっていたが,久しぶりに乗り越した。最近乗り越すとしたら,それは京都駅でうっかり新快速に乗ってしまい,気がついたのが乗り換えるには手遅れて,草津まで乗ってしまうと言うパターンだった。このような普通電車に乗っていて,夢中に読んでいて乗り越すのは久しぶりだ。ま,こういうのは,「爽快」ですらある。そんなに無駄な気がしないからだ。むしろ有益だったと言うべきだからだ。
閑話休題。
最近,榊原英資「幼児化する日本社会−拝金主義と反知性主義」(東洋経済新報社,2007年)というのを読んだ。日頃私が言っていることを,代わりに言ってくれているという爽快感があった。いつも私が,講義でも,世の中白でも黒でもない灰色だよ,と言っている。同じことが言われていて,最近問題の単純な理解,無理な単純化が横行していると言われている。「郵政民営化が是か非か」などというのも単純化の最たるもので,これに対しても批判されている。しかも,いわゆる「郵政民営化」選挙など,ポピュリズムの最たるものだという指摘もされている。私があの選挙の時にそう感じて,確かここでも書いたことだ。マス・メディアの横暴も指摘されているが,これも私が最近しばしば言及していることだ。詳細はいずれ紹介したい。一読を薦めたい。
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