最近はトラブル頻発。内容は言えないけれど,次々とトラブルが押し寄せてくる。ま,能力以上の仕事をしているというか,自分の力量のなさというか,つくづく,いやになってくる。仁徳がないのではないかと思う。とはいえ,そんなことを言っても始まらないと思い直して,次の仕事に取りかかろう。
閑話休題
日興コーディアルグループが上場廃止を免れたが,これに関して,市場が決めるべきことを東証が決めたなどと言うコメントをするニュースキャスターがいた。こういう言い方には違和感を感じる。かつての山一証券廃業の場合も当時の証券局長が市場が決めたなどと嘯いていた。あなたが引導を渡したのでしょうと言いたいところだ。今回の場合,市場は上場廃止を望んでいたのだろうか。というか,市場はそんなことを望める立場なのだろうか。証券市場そのものは人為的に維持されているものであって,そのあと,投資家が判断するに過ぎない。
その点,チャールズ・エルソン デラウェア大学教授のこの問題に対するコメントはわかりやすい。「上場廃止の基準設定は欧米でも難しい。不祥事を起こした企業が意味ある改革を進めたと認められれば,必ずしも上場を廃止する必要はないだろう。判断の正否は今後,株主が取引を実行していくなかで試される。」(日経,3月13日号)
各紙の社説でも,上場維持への疑問が出されていたが,そうであれば,今後の市場動向に注目すればよいことではなかろうか。
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