阪急と村上ファンドの交渉が長引いている。村上ファンドは高く売りたいし、阪急は安く買いたい。その利害は真っ向から対立している。容易にまとまりそうにない。下記記事をみていても、それがわかる。
村上ファンドとしてもこのあたりで手を引きたいだろうと思う。本拠をシンガポールに移したのが、捜査の目から逃れるためなのかどうか知らないけれど、ライブドアが一罰百戒、あれだけ厳しく追及されたので、村上ファンドも戦々恐々、片方では逃げたい気持ちだろうけれども、資金を預けてくれているファンドなどの手前、逃げ腰とは思われたくないだろう。阪急側はそのような村上ファンドの足元を見ているはずだ。
村上ファンドはむしろ追いつめられているように見える。阪神電鉄経営陣も居直ったらどうかと思う。タイガースの星野前監督は村上ファンドの元では阪神に残る気がないと表明したが、経営陣も捨て身でかかれば、村上ファンドに手じまいさせることができると思うが、どちらもどちらという感じだ。
−−−−−−−−−−−− <阪神株売買>村上ファンドとの交渉継続を確認 阪急HD
阪神電気鉄道株と経営統合を目指す阪急ホールディングス(HD)は25日午前、臨時取締役会を開き、阪神の筆頭株主で村上世彰氏率いる村上ファンド(保有比率約47%)と進めている阪神株売買交渉について協議し、交渉継続を確認した。 阪神も同日の取締役会で話し合い、阪急との統合の意思を再確認した。阪急と阪神は、6月29日に予定している両社の株主総会を見据え、阪神株の公開買い付け(TOB)に要する日程などから交渉の月内決着を目指す。 阪急と村上氏側の交渉は、売買価格が大きな焦点になっている。この日までに村上氏側は姿勢を軟化させ、時価(25日午前の終値968円円)前後まで譲歩してきたが、阪急の希望価格とはなお隔たりがあるという。 阪急の角和夫社長は、24日に東京都内で開いた決算説明会で「株主や社債保有者に迷惑のかからない統合条件にする」など時価より安い価格での取得方針を説明、さらに阪神の株主総会で村上氏側提案の取締役が選任された場合でも粘り強く交渉を続ける考えを訴えた。この日の取締役会でも、交渉の経過を説明した上で、こうした考えを表明した模様だ。 (毎日新聞) - 5月25日12時43分更新
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