singersong professor KMの日記

2005年12月13日(火) 寒波襲来

 最近の12月中旬にしては寒い。第一級の寒波襲来という所だ。日本全国で10度を超える所はほとんどない。いや5度を超えない地点のほうが多い。まさに寒波という名にふさわしい。暖冬になれた我々にはこたえる。

 今日午後SCDR(スチューデント・サイバー・ディーリング・ルーム)においてQUICKによるActive ManagerとAMSUSの説明会をもった。なかなか使えることがわかった。これまでAMSUSをデータベースとして利用することが多かったが、Active Managerも結構使えることがわかった。これだけの設備を備えている大学は他にあまりないだろう。学生諸君には十分に活用してもらいたいものだ。

 環境には恵まれているのだが、その活用のためのソフト面が弱い。これがわが大学の弱みだ。マンパワーが不足している。だいたいにおいて、日本の企業、とりわけ官庁は、ハード志向が強い。ソフトが弱い。コンピュータでもハードはつくれるが、ソフトが弱いから、マイクロソフトにことごとく利益を持って行かれているのが実情だ。ハード作りの「しんどい」ことばかりしていて、それで儲かっていない。日本の電子産業はその点で遅れている。これはしかし、コンピュータだけではない。金融もしかりだ。身軽に儲けているのは英米で、日本の金融機関は図体が大きいだけで儲けていない。要はソフト面が弱いからだ。

 金融でも外資系は設けている。その外資で働いているのは、多くが日本人である。私のゼミの卒業生でも外資に働いている。この外資は儲けている。で、日本の金融機関は儲かっていない。銀行が今期好業績だと言うが、それは政府・日銀の超低金利政策のおかげであって、銀行が自力で儲けているのではない。未だに護送船団方式に頼っている。官頼みだ。なかなか自立できない。そこで働く日本人の能力がないのではなく、その能力を生かせない組織が問題だ。先にも述べたように、外資で働いているのも日本人だ。日本の金融機関でスキルを磨いた日本人だ。そういったスキルを日本の金融機関の中では十分活用できないから、外資に逃げ出す。ようやく不良債権問題が片づいた言うのに、つまり、マイナスからゼロに戻しただけで、これをプラスにするにはなお時間がかかりそうだ。


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