singersong professor KMの日記

2005年09月23日(金) 東証とブルームバーグ

 昨日は東証とブルームバーグの見学会,さらには立命卒業のファンドマネージャーの吉原氏の話を学生諸君とともに聞いた。その前日にも同氏とは話したが,現場の話しは,私のような研究者には大変役に立つ。セミナーの方も,学生諸君には大変刺激的だったと思う。質問も良く出たので,有意義だったと思う。こういうセミナーは何度あってもよい。多少は疲れるが,成果も大きい。こういう成果があると,心地よいものだ。

 閑話休題

 ソニーで1万人の人員削減が発表された。しかし各紙のコメントを見ると,必ずしも好意的でない。方向性がはっきり示されてないという。思うに,前社長の出井氏の失敗の膿が噴出してきているようだ。今回,カンパニー制の廃止なども謳われているが,これなども出井氏が行った「改革」である。トラッキング・ストックなどという「際物」を出したのも出井氏の時代である。これらの施策に,私は当初より疑問を抱いていたものだ。余りにも「ええ格好しい」に思えたからだ。実を伴っているように見えなかったからだ。そしてそれは製品にあらわれていた。製品の方からも私は疑問を感じていた。なお,復活には遠いというのが実感だ。せっかくのソニーらしさが最近感じられない。まだアメリカでブランド・イメージが高いのであるから,今なら復活の可能性はあると思う。問題はやはり,経営陣ではないかと思う。今の経営者によって,まだ,明確なストーリーが語り得ていないと思う。


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