singersong professor KMの日記

2005年04月14日(木) 格好の教材

 ライブドアvsフジテレビ,は,私のような財務論担当者としては格好の教材を貰ったようなものだ。だから,あちこちの講義の第1回目にこれを話題に取り上げている。だいたい好評のようだ。新聞やテレビで取り上げられているけれど,体系的ではない。それを体系的に話すから,学生諸君も喜んで聞いてくれる。感想文などを読んでみても,好意的だ。

 話し出したらきりがないほどだ。1時間の授業ではすべてを話しきれない。第一,その講義全体では話すべきこともあるから,ライブドア問題だけを取り上げるわけには行かない。それでも,これを話題に取り上げ,他のところでも,関連して取り上げていけば,財務論も大事な問題を扱っているのだとわかって貰えそうだ。まさに,グッド・タイミング。財務論に対する学生諸君の関心が高まって,担当者としては「有り難い事件」が起こってくれたものだと思う。

 今日も和解方向の記事が出ていた(下記参照)。朝のニュース・ショーでも今朝は取り上げていた。ここ数日はライブドア問題が膠着状態ということもあって,取り上げられていなかったが,今朝は取り上げていた。どうしても一般人の間では堀江モンが好きだ嫌いだという議論になり勝ちのようだ。そういう好き嫌いの話しではない,底流の話から説き起こせるのがわれわれの強みだ。だから,学生諸君も興味深く聞いてくれる。まさに,堀江モンに感謝せねばなるまい。

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<ライブドア>フジ株取得を断念、和解協議に弾みか

 フジテレビジョンとライブドアの資本・業務提携協議で、ライブドア側は13日までに、フジ株を取得する提案を取り下げた模様だ。フジの経営にかかわろうとしていたライブドアの方針転換で、和解協議に弾みがつきそうだ。交渉が長期化すれば、株価下落など経営への悪影響が続きかねないため、ライブドアが歩み寄ったとみられる。代わりに、フジからネット配信のコンテンツ提供を受けるなど業務提携交渉に重点を置く構え。早ければ来週にも決着を図りたい意向だ。
 協議では、ライブドアが保有するニッポン放送株をフジに譲渡し、フジがライブドアに資本参加する和解案が浮上した。同放送株を譲渡する場合、ニッポン放送株の32%強を持つライブドアの子会社をフジが買収する案が出ている。ライブドアのニッポン放送株の平均取得価格は1株6286円だが、フジは買い取りにあたり、株式公開買い付け(TOB)価格5950円を堅持する構え。このため、子会社買収の「のれん代」などの名目で調整を図ることも検討されている。
 一方、業務提携に関する協議は、コンテンツの中身などをめぐり、なお隔たりがある模様だ。フジ側は「番組の著作権処理は困難」としているが、ライブドアは、あくまでコンテンツの安定供給を求める構えだ。
 ライブドアはこれまで、保有するニッポン放送株とフジ株の交換などを主張し、役員の派遣も求めていた。しかし、フジが強く拒否していた。
(毎日新聞) - 4月14日3時3分更新


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