昨日,某君と話していて,気付いたことだが,彼も経済学(新古典派経済学)を基礎にして話しているが,経済が社会を規定しているという発想のように感じた。これはかつてのマルクス主義でも同じだった。私など,そこらあたりに疑問を感じたものだ。いわゆる唯物論への疑問だ。これは,経済学に限られない。もっとどろどろした人間を扱うはずの経営学でも,同様のことはある。
最近流行の「成果主義」とか,それにもとづく「年俸制」「能力給」などというのが,どうも人間の見方に関して,「唯物論」的なところを感じる。「人間はパンのみにて生くるにあらず」というではないか。最近読んだ,高橋伸夫「成果主義の虚妄」日経BP社,というのがあるが,「虚妄」とまで言ってよいのかはともかく,「成果主義」に見られる「唯物論」的見方では,きっとうまく人間を管理できないだろうと思う。
たしかに「唯物論」はわかりやすい。最近の政権における大臣や審議会への「経済学者」の登用の結果,どうも「唯物論」的見方がはびこっていて,あまり好感を持てない。一体人間を何だと考えているのか,と感じる。確かに,戦後すぐの貧しい時代なら,そういう見方も,ある程度無意味ではなかっただろう。衣食足って礼節を知る。今やそんな時代ではないはずだと思う。
閑話休題。
最近は焼酎人気だそうだ。以下の記事を見て,そうなのか,と思いました。
−−−−−−−−−−−−−−− いも焼酎の人気、5割超も 宝酒造がアンケート調査
焼酎ブームの中で、特にいも焼酎の人気が高まっている。宝酒造(京都市)がアンケート調査で好きな焼酎を尋ねたところ、いもと答えた人が過半数でダントツの人気だった。大手酒類メーカーは特産地・九州の酒造会社への委託生産量を増やしている。京都の飲食店や酒販店でも品ぞろえが豊富で若い女性にも人気だ。 焼酎の出荷量でいもは麦の3分の1程度。しかし、宝酒造が昨年、焼酎ファン400人を対象にしたアンケート調査で、好みの焼酎を聞いた質問では「いも」を挙げた人が関西、関東とも5割を超えた。麦を挙げた人は2割で、いも焼酎の人気の広がりが浮き彫りになった。 2003年上期の出荷量は、いも焼酎が前年同期比23%増で麦焼酎(前年同期比11%増)や米焼酎(同8%増)に比べて急増している。宝酒造は「風味豊かな味わいが人気を呼び、男女とも急速に支持が広まった」と分析する。 いも焼酎はサツマイモが原料で、鹿児島県を中心に九州の酒造会社が大半を醸造している。宝酒造は鹿児島県の酒造会社に生産委託し、「一刻者(いっこもん)」や「黒甕(かめ)」を発売。昨秋には宮崎県の酒造メーカーにも生産委託し「黒雫」を追加発売するなど生産量を増やしている。アサヒビールやサントリーも地場メーカーと組み、生産を拡大中だ。 焼酎の品ぞろえが自慢という京都市中京区の創作料理店「とりくら」では100種の焼酎のうち、50種がいも焼酎という。伊藤秀薫店長は「すっかり定着した。特に女性の注文が多く、ブームをけん引している」と話す。京都高島屋の酒類売り場でもいも焼酎が40種に増えた。「問い合わせも多く、今後一層増えるのでは」(売り場担当者)という。(京都新聞)[2月25日14時33分更新]
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