singersong professor KMの日記

2002年12月27日(金) 雪の日に思う

 今年は寒い。今日も雪がちらついている。京都でもちらついていたが,ここ草津,とくにキャンパスはさらに雪の密度が濃い。少し山手になるので多いのだろう。京都の私の家も京都盆地の中でも少し北で山にも近いので雪が多い方だが,この4年間の経験からも,このキャンパスはさらに多い。

 今の京都花園に引っ越す前,京都でも西京極という少し南の方に済んでいたので,衣笠で雪が降っていても自宅へ帰れば全然雪がない。また逆の場合もあったが,花園は衣笠にも近いので雪が少し多い。何よりも,一戸建てで西京極時代のマンションとは比べものにならないくらい寒く感じたものだ。

 そして今度は草津である。これは勤務先の引っ越しだけれども,引っ越した年の冬は寒く感じた(今でも寒いが)。春に引っ越してきて,そのときに風が強い,これは冬は寒いだろうなと,話した記憶があるが,まさにその通り,冬は寒かった。何せ,京都と違って風が強い。電車通勤で,帰り,夜の「JR南草津」のホームに立っていると,寒風が吹きすさぶ。

 他方,大学は山手にあるから,大雪が降るとバスのダイヤが混乱する。2年ほど前の入試の日,大雪で,大渋滞。その夜帰り道,バスはとりあえず動いたが,道ばたに自動車が放置してある。自宅のあるニュータウンへ向かっていた自分の自動車が坂の雪道を上れず,仕方なく自動車を放置して歩いて自宅へ向かったものと見える。

 こういう雪の日になると,あの日のことを思い出す。

 閑話休題。

 今日27日。冬期休暇前の最終講義日である。私の講義は昨日で終わったが,今日も学生は来ている。休講が多いせいだろうか,心持ち学生数が少ない。事務室は最終講義日であり,かつ仕事納めの日となる。かつてなら,仕事納めの日の事務室は「大掃除(らしきもの)」を行ない,机の上を片づけたり雑巾がけしたりで,早めに仕事を終え,「打ち上げ」というのが恒例だった。今年のような,きちきちの仕事日程だと,「大掃除」や「打ち上げ」など,どうするのだろう。職員の人に聞いたらそんなことできないと言う。こちらも世知辛くなった。


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