昨日,経営学振興会で一日中「大活躍」でした。午前中の役員会,昼休みのシンポジウム打ち合わせ,午後の総会,シンポジウム司会,夜は懇親交流会。そして,2次会は草津駅前「魚民」。結構安く上がりました。
とにかく大過なく(?)終わり,ほっとしています。ご存じのように追悼号に掲載する論文もほぼ同時に仕上がりましたから,これでようやく一段落という感じです。もちろん次々と仕事はあるとしても,一つの山を一旦はこえたというのが実感です。
これで次の研究にかかるゆとりができました。今私には研究に関して2つないし3つぐらいの関心事がある。一つは「NPOの会計とガバナンス」というテーマであり,二つ目は「現在の日本の銀行の財務分析」であり,三つ目に関心というより,やらなければならないのは「金融市場分析実習」用テキストづくりです。これは共著です。
もちろん,それ以外にファイナンス・インスティテュート運営委員長としてやるべき仕事もありますし,経営学部40周年記念事業に関わった仕事,経営学振興会セミナーへ向けての仕事,などもあります。だがこれは研究教育という本業の部分ではなく,周辺部分と位置づけられるはずのものです。もちろんこれらの仕事といえども,しているうちに研究教育に関わる部分がいろいろと出てきます。ただ,さしあたりは行政的,雑用的な仕事ではあります。「転んでも只起きぬ」という気持ちで仕事をしていますから,これらが発展して,教育研究につながるようにしたいという気持ちもあります。
若い自分は,雑用は無駄な仕事,研究教育を阻害する仕事としか考えられませんでしたが(事実かなりあたっていますが),今は,先ほどいいましたように,「転んでも只では起きない」という気持ちが強くて,そこからでもくみ取れるものがあればくみ取りたい,そう言う前向きの気持ちで仕事をしています。そう思うのは,そう言う気持ちを持っている方が,消耗感,疲労感が少なくなるという,自己防衛本能が働いているからかもしれません。
ま,忙しさを「楽しみたい」ものです。その境地にはとても達しませんが。私の同期のHさんなどそう言う働き方をしていて,ある面うらやましく思うことがあります。見習いたいと常々思っています。
|