気まぐれ日記
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2003年09月13日(土) 癒しとはじめての・・・

今日は1ヶ月前から計画していた北陸の某所への1泊2日の旅行に出発しました。
ここの所色々とあって精神的に疲れていたので気分転換を兼ねて行く事にしました。

朝5時過ぎに家を出て昨日のうちに予約しておいた空港行き高速バスに乗り羽田空港へと向かいました。
途中の駅から乗ってきたこれから熊本に向かうおばちゃんと隣の席になり車窓の景色を楽しみながら空港まで色々とお話をしていました。

そうしている間に羽田空港に到着。
これから乗る飛行機はJALなので搭乗手続きとマイル登録を済ませ出発ゲートへ。
数年ぶりの飛行機でちょっとわからなくなっていた事もありましたが、すぐに解決。
例によって手荷物検査でチャイムが鳴るかと思いきや珍しく何事も無く通過してキャスター付のバッグを引きながら目的の飛行機の搭乗口前に向かいます。
今回「2」の搭乗口なので端まで移動し着くと空いている椅子に腰を下ろして時間待ちがてら今日会う約束をしている友人にこれから出発するという携帯メールを送信。
しばらくして搭乗開始のアナウンスが流れ、携帯の電源をOFFにすると搭乗口に向かい歩き改札機を見て思わず

「ここでは独占かい」

と一人心の中でツッコミながらチケットを入れて控えを取りボーディングブリッジに向かう。
何故ならこの自動改札機、東京の池袋にあるNという会社の製品。
改札機の入り口側の下の方に会社名が・・・(笑)
実は去年の10月に幕張メッセで開かれた某展示会で出展していた企業で、サークルの名刺をこの企業の方と交換しているのである意味腐れ縁。

というマニアックな話は置いといて・・・

ボーディングブリッジを進み飛行機内へと乗り込む。
席番は31A・・・進行方向に向かって左側の窓に面した翼の所。
実はなぜか飛行機に乗ると翼の所に席が当たる事が多い。
手荷物を所定の場所にしまい席につき、シートベルトをして出発待ち。
となりの席には休みを利用して友人と旅行に向かう方が座られたので挨拶をする。

そうして出発の時間になり左手には地上支援作業をされていた方の姿が窓越しに見えこちらに向けて手を振っている。
飛行機は滑走路へと向かい、止まるとエンジンの回転を上げて離陸を開始。
そして北陸の某空港へと向けて飛んでいった。

所要時間は約1時間。
その間隣の人とのおしゃべりや外の景色を楽しみながら過ごした。
数年ぶりに見る雲の上の景色が何だか懐かしかった。

「あぁ、こんなにきれいだったんだ」

そう思いながら窓の外の景色を眺めていた。
時間が経つのは早いもので飛行機は某空港へ着陸態勢に入る。
台風14号の影響で雲と横風が多く、飛行機が横に揺れながら下降していく。
窓の外には海が、そして建物が見えてくる。
そして前の方にあるスクリーンには滑走路が見えてくる。

「河川敷の中に滑走路が?!」

思わずそう考えてしまった自分。
もうどこの空港か分かってしまいましたね。
富山空港です。

飛行機は着陸して所定のポジションに向かい、止まるとアナウンスが流れ到着ロビーへと向かう。
そして一息つきながら携帯電話の電源を入れメールチェック。
メールが1通来てました。

友人から数分前に届いていたメールで。
これから富山駅前に出発するというお知らせ。
富山空港に着いたというメールを送り富山駅前に向かうバス停へと歩いていると携帯のバイブが。
バス停に着いてからメールを見てみるとあと30分で着くという連絡。
こっちも同じ位の時間で着くというメールを送りバスに乗り込む。

富山地鉄のバスに乗り約20分で駅前に到着。
バスを降りると目の前が今日泊まるホテル。
そうです、駅前の15階建ての某ホテルチェーンのホテルです。
手荷物を預けるためフロントに向かい、手続きを終えると同時に友人から着いたというメールが。
今荷物を預けているというメールを送ると、これからそっちに向かうというメールが返ってきたので入り口の前で待機して、場所はわかりますかという内容のメールを送り数秒後、友人から電話が来ました。

「ごめん、迷った」

思わず噴出してしまいました。
その連絡を受けて今自分がいる場所について細かく友人に教えて待つ事1分・・・友人が私を見つけると手を振りながら来たので、私も近づきました。
実は会うのが1ヶ月ぶりなんです。
なのでお互いを見つけるのには時間はかかりませんでした。

それから当初の予定だったカラオケに行こうとしたのですが・・・カラオケボックスが見つからないので、探しながらぶらぶらする事になりました。
そうして歩く事数分ある建物を見て二人で見入ってました。
「観音湯」という風情のある銭湯がひっそりと駅からそんなに離れていない所に建っていました。
その銭湯について2人で色々と話しながらまた歩き出しました。

ゆっくりとまわって駅前にたどり着くと地下道に入って奥へ奥へと進み途中で友人がある物を見つけ立ち止まりました。
見るとそこには薬の包装紙が展示されていました。
その中の一つを友人は指差し言いました。

「この薬は飲みたくないなぁ」

見るとだるまの絵が描かれた風邪薬なのですが絵柄が・・・。
そんな話をしながらしばらくそこで立ち止まり、話しながら更に奥に進みました。

歩いてゆくと時計台のある広場に出ました。

「地下道にこういった物があるんだ・・・」

私はそう思いながら友人と歩きベンチに腰をおろしました。
そして二人してカバンから色々な物を引っ張り出して膝の上に並べ始めて、前から会ったときに渡す物を交換し合いました。
そうしている間に突然右側から大きなチンドンの音がしました。
思わず「エッ」と思い私は固まってしまいましたが、友人は「あっ、始まったんだ」と言わんばかりの表情で時計をチラッと見て私を見ていました。

「あぁ、これカラクリ時計なんですよ。
富山はチンドンコンクール発祥の地なんで、毎時ちょうどになるとこうしてカラクリが動き出して音楽と語りが始まるんです」

友人は笑顔でそう言うと私と一緒にカラクリ時計の動きが終わるまで見ていました。

気づけば11時になっていました。
お互いにお昼を食べようという話になって再びカバンの中にしまい、さっき来た道を戻りました。
そして駅前にある「マリエとやま」に入りレストラン街のある6階へとエスカレーターで移動しました。

フロアを一通りまわってみてどの店に入ろうか迷う二人。

そして友人が立ち止まった所を見て思わず笑ってしまいました。
友人の視線の先には白玉が・・・。
それをみてこのお店に決め中に入りました。

店員の方から窓側の席を勧められそこに座る二人。
友人は半ラーメンと白玉のセットとチョコパフェを注文。
私はラーメンと抹茶パフェを注文して出来上がるのを待ちました。
待ち時間を利用して色々な話題が次から次から出てきて気付いたら店員の方が出来上がった物を運んできてくださいました。

二人の注文した物が揃い、一緒にいただきますをして食べ始めました。
しばらく話をしながら食べていき、友人がラーメンに入っている卵の黄身を器用に白身からひっくり返して取るのを見て「えっ」と驚いてしまいました。
私の反応に友人はきょとんとして私を見ていました。
そして私は自分のラーメンに入っていた卵をれんげで取り笑顔で友人に

「ねぇ、もう一回やってもらってもいい?」

と笑顔で言いました。
友人は軽く噴出すと頷いたので持っていたれんげから卵を友人の器に入れました。

そして再び器用に黄身をひっくり返すと、

「あーんして?」

と友人は有無を言わさぬ笑顔で私に言うのです。
一瞬固まってしまいましたが私は口を開けて友人の箸から卵の黄身をパクッと食べました。

そうこうしている間に二人とも食べ終わり、パフェが2つ運ばれてきました。
目の前に揃い二人でまた食べ始めました。
その時友人をみて気付いたこと。
パフェを食べる時にすごく幸せそうな笑顔でおいしそうに食べるんですよ。
しばらくその幸せそうに食べる友人を見ていると、友人が私の視線に気付きました。
そしてその事を友人に話すと不思議そうにしていました。

話をして友人が窓の外に目を向けたその時、友人の動きが止まり噴出しました。
私はペーパーナフキンを取り友人に手渡すと小刻みに震えて笑いをこらえていました。

「どうしたの?」

私が友人に尋ねると友人は手渡したペーパーナフキンを手にして口元を拭きながら窓の外を指差しました。

見ると目の前には鳩が窓ガラスの向こうに集まっていました。
私は何がおかしかったのか分からなかったので友人に尋ねました。

「は、鳩が・・・」

そう言いながら友人は思い出しながら小刻みに震えて笑いをこらえていました。
よく見ると鳩の胸が小刻みに震えているのです。
私はそれで理由が分かり納得できました。
お互いに顔を見合わせて笑うと再びその話題で話が弾んでいきました。
その時に某映画に登場したあるキャラクターと鳩を足して「オ○ラバード」という奇妙な生き物の話をしていたのは気のせいだったのでしょうか?(笑)
それとその映画に出てきたキャラクターをさっき見たからくり時計にあてはめて話が盛り上がっていたのも事実だったりします。


そうしている間に食べ終わり、会計を済ませると店を出ました。
そして下の階に移動して一緒にアクセサリーを見に行きました。

二人して目の前に並べられているネックレスを手に取り品定め。
可愛いデザインの物やシンプルな物をいくつか物色してじっくりと手にとって見る二人。
そしてネックレスが並べられている所から、隣の髪留めが並べられている所へ移動。
そして鰐口を手に取り品定めを始めます。
その時ふと目に飛び込んだのが青色の髪留め。
気付いたら二人して同じ髪留めを見ていました。
私がその髪留めを手に取り一緒にデザインを見ていました。

「ねぇ、この髪留め可愛くない?」

私が友人にそう問いかけると友人はゆっくり頷きました。
その時私は今日会った記念にその髪留めを友人にプレゼントしようと思い髪留めを手にしました。

「ちょっと待っててね」

そう友人に告げてその場で待ってもらい、私はレジへ行き会計を済ますと袋に入った髪留めを友人に手渡しました。
そして今日会った記念にと友人に説明して手渡しました。

「ありがとう・・・」

友人はそう私に告げると大事そうに手に取りしばらくの間見ていると、カバンにしまい、そして二人で他のお店に移動してアクセサリーを見てしばらく過ごしました。

マリエを出て交差点を渡りCICの横のバス通りを抜けて二人で歩きました。
そしてビルの3階にカラオケボックスを見つけました。
二人で顔を見合わせてカラオケボックスへと続く3階までの階段を移動しました。
部屋が空いていたのですぐに入室できました。
そしてお互いの持ち歌を入れて交互に歌うこと2時間。
フロントから連絡があり、お客さんが待っているとの事で部屋を出る事になりました。
二人で身支度をして部屋を出ると会計を済ませて階段を降りました。

そして電車の時間の関係で駅へと向かう二人。

駅に着き友人は切符を、私はここで見送りなので入場券を買い改札口を入りホームへ向かい時刻表を見るとあと40分程あるのでベンチに座って二人でその時間まで色々な話をしていました。

やがて時間になり電車がやってきました。
友人は私に手を振りながら3両編成の普通電車に乗り空いている席に座ると私にまた手を振りました。
私は手を振り返すと携帯電話を取り出しメールを打ち友人の携帯電話に宛ててメールを送りました。

内容は、今日一緒に過ごせて楽しかったというお礼の内容です。
友人は自分の携帯電話を手に取り画面を確認すると再び私の方を向きました。
そして笑顔で私に向けて手を振りました。
私も振りかえしました。

同時にホームで発車をしらせるアナウンスが流れアラームが鳴り終わるとドアが閉まりました。
そしてお互いに手を振りながら私は電車を見送りました。




白アニ