気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2002年05月02日(木) うーん・・・

先月の1日に「第一勧業」「富士」「日本興業」の3つの銀行が合併して「みずほ」という世界最大の銀行が誕生したのですが、色々とあったトラブルについて改めて考えてしまいました。

と言うのも、私のメインバンクでもある「みずほ銀行」で色々と口座振替を行っていますが全くと言って良いほどトラブルは無かったんです。悪く言えば他人事だったのですが今回の件でちょっと考えさせられた事がいくつかあるんです。

「世の中の物は正常に動いて当たり前」

そう思っている方はどのくらいいらっしゃるのかなと思いました。
そう思ったのはそのシステムが動いている陰でかなりの人間が仕事とはいえ苦労なさっているのです。

正常に動いて当たり前(感謝せず)、トラブル起きれば叩かれる(当然といえば双なのですが・・・)そう思っている方が多いなと実感したんです。

今回はみずほ銀行が例として挙がり結果的に大きなトラブルになってしまいましたが、皆さんは単に「みずほ銀行」だけのトラブルとして片付けるのでしょうか?

今回は銀行のオンラインを結ぶコンピューターが旧の3行で異なるメーカー(旧第一勧業銀行は富士通、旧富士銀行は日本IBM、旧日本興業銀行は日立製作所)のシステムを使用していた為(最終的に旧第一勧業銀行のシステムに統合する)と言うのもありますが、これは銀行を初めとした金融機関だけではなく私達自身にも大いに関係があるのではないでしょうか。

例を挙げれば携帯電話。
大きく分けて4社が国内に存在しますが、仕様が事業者によって異なります。もしこれが合併するとなったら皆さんどうしますか?
NTTドコモやJフォンなどはPDC(Personal Digital Cellularの略)AU(KDDI)はCDMA(Code Division Multiple Accessの略)といった形で方式が存在します。

第3世代携帯もスタートしましたが、ツーカー以外は参入(ドコモ&AU)しており、Jフォンも今年の12月頃に予定を遅らせています。
端末もドコモのFOMAは昔のアナログ携帯電話並の電池持続時間で端末の価格も従来機に比べ倍近いです。またエリアもまだ狭いです。全国に出張する方にはお勧め出来ないほどです。
その点AUはどうでしょうか?従来機とほぼ一緒の価格で端末が入手できます。電池の持続時間も従来機とほぼ同じですしエリアは従来のCDMAエリアよりはほんの少し狭いですが、問題なく使えるかと思います。

少しお話がそれてしまいましたが、この異なる方式を統合する事が出来るでしょうか?
今回のみずほ銀行の件も同じ考えで判断できると私は思います。
何でもそうなのですが、今までに無いものを始めると間違い無くスタートは上手く行っていません。私も某大手企業の新商品開発でプロジェクトに参加しその苦労を身をもって実感しました。今でこそ市場にある程度流通していますが色々な壁に当たりメンバー全員で泣きたくなるときもありましたが、仲間と助け合いなんとか乗り越えました。

ですからお願いです、「正常に動いて当たり前」という考えは捨ててください。
その代わりに「正常に動いているのは陰で色々な人が動いているからだ」と思って頂ければと思います。

これはあくまでも個人的な考えであって文章中に登場する企業とは何ら関係ございません。あくまでも身近な例として取り上げただけですのでご理解下さいますようお願い致します。

お読み下さりありがとうございました。


白アニ