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CARP's capricious Diary
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2004年09月19日(日)
ON THE STRAIGHT RAIL

幼稚園1年
小学校6年
中学校3年
高校3年
予備校1年
大学4年
就職・・・

大学に入るのに1年余分に勉強しているものの
許容範囲
典型的な人生の流れの例の器に入ってると思う

中・高校・大学でも経済的、家族、友達等の環境に恵まれ
何不自由ないレールの上に歩んできて、
今後40年近く歩むであろう最も長いレールも発見できた

そう自分はうますぎることレールを歩んできたけども
もしそう歩んでなかったら・・・

土曜の深夜のドキュメンタリーで
定時制高校を取り上げていた

幼いころ貧しくてロクに学校に行けなかったおじさん
中学のころイジメで学校に行けなかった10代の女性
など色んな人が通っていた
共通して言ってはったのは
自分の居場所をみつけた事
こんな自分でも手を伸ばしてくれるところがあったということ

そんな学校は
みんなで作り上げる授業
先生と気兼ねなく話せる職員室
一人一人生徒を見ることができる先生達「
すごく雰囲気が良さそうだ

そんな学校に統廃合の危機がおとづれる
クラス全体で駅前の署名運動
公開授業での訴え

クラス一丸で自分達の学校を守ろうとしてきたが
教育委員会の決定は来年度より生徒の募集を停止すると・・・

ある授業では「社会はその社会に適応できない者を排除しようとする」と習った
自分もその考えを持ってる・・ いや、そんな社会に植えつけられた人間だ
一般的なレールに乗ってきた人には自分でレールを作ったり、選んだりすることができる
じゃ、少し個性あるレールに乗ってきた人は・・・
社会はそういう人たちにもっと手を差し伸べないといけない
大部分のための社会じゃない
「多くの犠牲のために 小さな犠牲はやむ終えない」と
簡単に正当化するのは本当に正しいのかな・・・・?