部長motoいっぺい
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| 2005年04月06日(水) |
分数好きのアメリカ人 |
アメリカには10進法ではない生活関連の単位がいくつもある。
例えば、
1フィート=12インチ 1ガロン=4クォート 1クォート=2パイント 1パイント=16液量オンス 1ポンド=16オンス
などなど。 そういう理由からか、アメリカ人は分数を好んで使う。例えば25セントのことを、クオーター(1/4)と呼ぶことも、分数から来ている。
息子は今、アメリカの学年で3年生、日本の補習校で4年生なのだが、なんとアメリカの学校で先に分数を習い始めた。算数に関しては、少なくても小学校のうちは日本の方が進んでいることが多いのだが、分数に関しては「例外」のようだ。
以下は、息子が持って帰ってきた宿題。
【宿題】 Group A: 3 people share 5 brownies. Group B: 2 people share 5 brownies.
Who gets the larger share? Tell how you decided. Use words or drawings or both.
日本の子供であれば、5/3と5/2を書き、通分して比較をするという習い方をすると思うのだが、息子が習ってきたと思われる解法は以下の通り(基本的に全て図で解決)
Group A(3人に配分) 1/ ○を5個並べて書く 2/ 左の3個の○を一人1個ずつ配分する 3/ 右の2個の○をそれぞれ1/3ずつに分ける(合計1/3が6個できる) 4/ 1/3を一人2個ずつ配分する 5/ 一人当たりの配分は1+2/3となる
Group B(2人に配分) 1/ ○を5個並べて書く 2/ 左の4個の○を一人2個ずつ配分する 3/ 残った1個の○を1/2ずつに分ける 4/ 1/2を一人1個ずつ配分する 5/ 一人当たりの配分は2+1/2となる
よってGroup Bの方が多く配分される。
考え方としては悪くないのだが、汎用性に関しては疑問が残る解き方だ。まあ、闇雲に分数の解き方だけを教えるよりも、考え方を教えるという狙いについては、理解できなくもないのだが。果たして日本とアメリカ、どちらの教え方が、より「数学」として実りある教え方なのだろうか。
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