部長motoいっぺい
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2003年09月29日(月) 親孝行な男の話

E氏は、僕と最も仲のよい同期の一人である。

E氏はとても明るく、同期の仲間を引っ張っていく行動派の男である。
僕は彼ほど底抜けに明るくはなれないので、彼と飲むたびに「俺はEみたいになりたいョ」と本心から言ったものだ。

そんなE氏のお母さんが56歳という若さで亡くなったと、同期のメーリングリスト経由で連絡が入った。

詳しいいきさつは知らないが、E氏の家庭は母子家庭だったようだ(それさえも定かではないが)。そのためか、彼はとてもお母さんを大事にしていた。
きっとお母さんにとっても、E氏は自慢の息子だったに違いない。

同期から聞いた話だと、ここのところお母さんが体調を崩していたため、会社を定時退社することも多かったらしい。

普段明るい男ほど、こういった時の落差が痛々しいように思う。

彼のお母さんのご冥福をお祈りするとともに、彼が一日も早く元気を取り戻して明るい笑顔を見せることを願う。


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