部長motoいっぺい
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2003年03月04日(火) 駐在1号交替(内示編)

4月の人事異動の季節を控え、移動に関する日記をちらほらと見かけるようになったが、わが駐在室も駐在1号に4月1日までに帰国せよという指示(内示)が下った。

ウチの会社の人事異動は結構乱暴で、国内異動の場合は転居を伴ったとしても、原則として1週間前の内示となっている。(最近は10日前内示というケースもあるが)

海外赴任の僕の場合も内々示から内示まで2日、内示から辞令までが1ヶ月。内々示から赴任までの期間が1ヶ月半という強行スケジュールであった。
他の会社の駐在などと話をすると、だいたい海外派遣をにおわされてから赴任まで、半年くらいの猶予があるのが一般的らしい。

駐在1号の場合は、赴任から3年半以上経過した事もあり、この4月か遅くても7月の異動で帰国することは確実視されていたが、やはり1ヶ月以内に帰国せよという指示は厳しいと思う。

また、駐在1号には、日本の学年でこの春から高校3年生になる息子さんがおり、その年齢では、日本に帰っての編入が難しいのだと言う。
ご家族で話し合った結果(すでにケーススタディーはしていたようだが)、来年6月に息子さんがアメリカのハイスクールを卒業するまで、奥さんと息子さんのみが、このままアメリカに残ることにするという。

とはいっても、この場合奥さんと息子さんの駐在員(被扶養者)ビザが駐在1号の帰国に伴い失効してしまうため、二人とも学生ビザに切り替える必要があるのだそうだ。
幸い、もともと奥さんはカレッジの学生として勉強していたため、ビザの切り替え自体は問題なく行えるようだ。


駐在1号の後任は、僕も以前から知っているI氏。
複数の後任候補の中でも一番のジェントルマンで、フランスに駐在していた経験を持つ。

駐在1号もI氏が後任でホッとしたようだったが、誰より僕が一番ホッとしていたと思う(笑)



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