部長motoいっぺい
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2002年12月25日(水) 友人へのクリスマス・メッセージ

みなさま、ご無沙汰いたしております。
アメリカで2回目の冬を迎える駐在2号。でございます。

ぼくの住む街は、例年であれば10月ぐらいから雨が多くなり、11月から翌4月ぐらいまでは雨の日のほうが多いのですが、今の初冬は雨があまり降っていません。
そのせいで、スキー場のオープンが遅れており、まだオープンしていないところもあるようです。

さて、日頃ご無沙汰しております皆様に、年末のご挨拶として本メールを差し上げております。
とはいうものの、とりたてて書くほどの出来事もないので、最近の家族の様子についてお伝えしようと思います。

駐在2号。:
日本にいる時には、「アメリカに1年も住めば、英語がペラペラになるんだろう」と、今にして思えば、「おまえ、アホちゃうか?」と思うような妄想を抱いて渡米して早1年と4ヶ月。
思うように上達しない英語に、いらだちを覚える日々が続く。
会社からの指示により、来年早々には英語の試験を受けねばならないが、「日本にいた時と点数が変わっていなかったらどうしよう・・・」と、一人ブルーになっている今日この頃。
この冬は、一念発起してスノーボードに挑戦してみようかと密かに野望を抱いている。


嫁:
不安でいっぱいだった渡米から早1年と4ヶ月。
さすがに最近は「諦めモード」も板につき、「ちょっとは英語も勉強してみようかな?」と、コミュニティー・カレッジなるところで週2回、本格的に英語の授業を取り始めた。
夫婦出席のパーティーに出るのが憂鬱な彼女だが、去年に比べると各段の進歩を遂げている。ちょっと気を抜くと、僕が聞き取らなかった言葉を聞いてそうで怖い。
子どもの学校を通じて知り合った、キャサリンさんという素晴らしい友人を得て、アメリカの文化を急速に吸収中。
子どもの学校でのボランティアや、趣味で始めたトールペイントなどで、実は家中で一番忙しいスケジュールを持つ。


息子(7歳):
「幼稚園のお友達と離れたくない!」と、泣いて騒いでから早1年と4ヶ月。
言葉が全くわからないまま、現地の学校に放り込まれ、実は家中で一番「英語を浴びている時間」が長いのが彼。親が見ていて感心するのは、決して「学校に行きたくない!」と泣き言を言わないこと。
「Excuse Me」を「どけ!」と訳すなど、語学のセンスにやや難があるが、Readingのクラスは既にネイティブの子の下のレベルに追いついている努力家。
好きになる女の子は、いつも色白・金髪の、大人から見てもとても可愛い女の子。


娘(5歳):
「みんなでいくんだから、おにいちゃんもいっしょにあめりかにいこうよぉ〜」と、訳もわからないまま、お兄ちゃんを誘って渡米してから早1年と4ヶ月。
はっきりいって彼女は英語の達人です。ええ、親ばか入ってます。でも、彼女がアメリカの子と話しをしているのを聞くと、とても自分の子どもとは思えません。彼女が発音できて、僕達が発音できない言葉が、すでに山のようにあります。
「彼女はいつもハッピーね!」と、現地の幼稚園(プリスクール)の先生方にいつも言われるほど、笑かしてくれることが多い彼女ですが、家に帰るとワガママ全開。恐るべし、ソトヅラのよさ。
将来は英語のしゃべれる「お笑い芸人」を目指して育てたいと思います。


と、こんなアメリカ駐在2号。家ですが、来年もよろしくお願いいたします。
皆様も、機会があれば是非こちらにお越しくださいませ。


メリー・クリスマス!



注:一部の実名・街の名前等は駐在日誌用に編集しております。



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