部長motoいっぺい
DiaryINDEXpastwill


2002年03月31日(日) フィッシングツアー(その3)

嫁からの衛星電話は、僕に緊急事態発生を知らせるものだった。

その緊急事態とは、
























ガレージのドアが開かないの!(泣)



というものだった。

ガレージのドアが開かないということは、車が出せないというわけで、子供の送り迎えができないことを意味する。
当時はまだ子供が学校に慣れていないという理由で、スクールバスは使っていなかった。

子供の迎えの時間が近くなり、車を出そうとしたらガレージのドア(電動)が動かなくなったとのこと。

で、嫁はどうしたかというと、その日は約20分かけて学校まで歩いていき(With 娘)、終業の時間には間に合ったのだが、その後また問題が発生した。

嫁が学校に事情を説明して、帰りのスクールバスに乗せて欲しいとお願いしたところ、





















「スクールバス利用手続きをしていない子供は乗ることができない」

という杓子定規な理由により、スクールバスでの下校を断られてしまった。





絶望した彼女は、子供を連れて再び徒歩で家に帰ろうとした。
すると、一部始終を目撃していた息子のクラスメートのお母さん(キャサリン)が、

「私が車で送っていってあげるわ!」

と助け舟を出してくれたらしい。


嫁はお言葉に甘えて、子供達と3人で家まで送ってもらったという。
帰りの車の中で、嫁はキャサリンへの感謝の念と、それまでのアメリカ生活でのストレスが入り混じった複雑な気持ちが昂じて泣き出してしまったらしい。

キャサリンは何も言わずに、黙って家まで送ってくれたそうだ。
↑いい人です。ホントに。





















で、ガレージドアの方はというと、

駐在1号の奥さんに家まで来てもらって、とりあえず手動で開け閉めできるように指導してもらいました・・・スイマセン(汗)