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2006年07月10日(月)
柴田淳さん

今一番聴いているのが彼女の歌です。
僕は比較的同じ曲を何度も、何度も聴きます。
今は、メモリープレヤーになったので、たくさんの曲を持ち出せますが
MDやテープだった頃は限られていたわけで、同じメディアをセット
したまま半年交換しないとか、いつものことでした。
交換が面倒というのではなくて、気に入った曲は何度も聴きたいのです。
それでも、人間、飽きてたり、以前のような新鮮さが薄れていくのですが
柴田淳さんの曲は不思議で、いつまでも飽きません。
と言いますか、聴けば聴くほど、ハマっていって、さらに新曲が追加
されていくため、さらに聴き続けることになります。

彼女の魅力は、歌詞、曲、歌声、全てが素晴らしいことは勿論ですが、
ピアノの旋律が素敵です。
シンガーソングライターと言えば、僕の中では中島みゆきさんでした。
特に、「ひとり上手」「わかれうた」といった初期の頃の曲は、とても
美しくて、全体的に暗いけど、メッセージが込められていて、歌って
自分の気持ちを表現する媒体なんだと認識したものです。
ところが、アレンジャーの方が変わって、パンチはあるけど、デジタル
ティストがメインになって、次第に聴かなくなってしまいました。

柴田さんの作られる曲は、どれも結構、重いものが多いです。
歌詞も痛烈なことを書かれていることがあります。
でもそこが嫌味でない。
また、ちょっと面白いのが、初めて聴いたときよりも、何度も何度も
聴いているうちに、曲の良さが滲み出てくるような、そんな魅力が
あるのです。
こういうタイプの歌手の方は、初めてなので、とても新鮮で、最新曲の
「紅蓮の月」も同じです。
まだフルコーラスを聴いたことはないのですが、ちょっと気になった
「いつか...」という部分も、今では気にならなくなりました。

それと彼女の公開されているダイアリーを拝見していると、とても
親近感がもてます。
とくに柴田淳さんの中で今一番ホットなのが、姪御さんの存在のようです。
僕にも2歳半の姪っ子がいるのですが、幼児だからといって大人の真似
ばかりしているのかと思うと、実はそうでなく、まわりの状況を判断して
自分に有利な方向に持って行こうとしたり、何が自分の武器なのかよく
分かっていたり、非常に侮れない存在なのです。
でも、可愛い。
とてもピュアな部分も持っているし、何より、大人にはない吸収力が
あります。無理していないのに、自然に吸収し続ける能力。
自分が姪っ子に感じているのと同じようなことが、日記で公開されていて
とても親近感が湧きました。

姪っ子ちゃんとの格闘頑張って! と思わず笑顔になってしまう僕ですが
考え方が似ているから、余計に彼女の曲が染み入ってくるのかもしれません。