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2005年03月02日(水)
オルカ

昔、ジョーズといった人食い鮫を題材にした映画がありましたが、
その後にオルカというシャチの映画が作られました。

動物が異常繁殖したり、公害の犠牲として特殊変異し、人を襲うという
パターンの恐怖映画って昔から結構あったと思うのですが、このオルカ
はちょっと違っていました。

お話のあらすじは、つがいのシャチのうち雌の方が、漁師によって
捕獲されてしまいます。その雌のお腹の中には、赤ちゃんもいましたが
結局、親子は共に死んでしまい、その様子を雄がじっと涙を流しながら
憎しみの目を見開いているシーンが印象的でした。
最終的には漁師はシャチによって殺されてしまい、また、復讐を果たした
雄も死んでしまったと思うのですが、この映画の凄いところは、シャチと
いう哺乳類は、とても家族思いで、自分のことよりも、その家族社会を
愛し、守ろうとしていることを伝えていたことでした。

オルカは、人間以外の敵を持たず、自分よりも大きなクジラをも組織的に
攻撃することから、かつてはどん欲で残忍な動物と考えられていました。
しかし、その後の研究で複雑な社会と繊細な感覚を持った生き物である
こと、家族、仲間を大切にすることが分かってきました。

先月7日に集団で死んでしまったオルカたち。その記事を読んだとき、
昔見たオルカの映像が脳裏に蘇ってくるとともに、その記事にあった
生まれたばかりの3頭の子供を守ろうとしたのでは?という見解に、
納得してしまいました。

人を殺める事件が頻繁に起きていますが、本当に知能のある生き物は
そんなことはしないと思います。そういう当たり前のことは、考えて
結論を出すことではなく、やって良いことといけないことの最低限の
自然のルールだからです。

この記事を読んだとき、自然に涙が流れました。
オルカたちのご冥福をお祈り致します。

記事は、こちら からご覧頂けます。