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2004年11月03日(水)
榊原康政

結構、戦国時代の人物を扱った小説を読みます。

こういう小説は、歴史を忠実に描きながらも多少の脚色があったりして
面白いです。

また、主人公以外の登場人物も、色々な人が出てきて、現実に生きていく
上で、とても参考になります。


僕は、頭脳明晰で少しずるがしこいところをもった人物よりも、
義をもって、己の信念のために頑張った人物が好きです。
たとえ、騙されることがあっても、一本筋の通った武将がいいです。

榊原康政という人物も、後者ですね。
徳川四天王の一人として、活躍された方です。

あとは、ちょっとマニアックかもしれませんが
大谷良継、島左近、蒲生氏郷、加藤清正、真田幸村等が好きです。

それと一般的に人気がないと思うのですが、好きな人物が石田三成。

実際に会ったわけではないけど(笑)、幾つかの本を読んで共通に
思ったことが、僕と似た性格だなぁ〜ということ。
自分の性格の悪い部分って分かっているのですけど、曲げられない
部分もあって、それが原因で破滅していくタイプ。
恩義を感じたり、仲間意識を持った人物に対しては、とても心を
開くのに、自分と合わない人間、考え方の異なる人とは、距離を
おく。
そんな彼も良いところがあります。

石田三成を好きになったエピソードを1つ。


秀吉の在世当時、お茶会がありました。
茶碗が吉継にまわってきて茶を飲もうとしたとき、鼻水が茶の中に
垂れて落ちてしまいました。
吉継は顔面が崩れる病におかされていました。同座していた諸侯は
それを知っていたため感染をおそれ、飲む真似だけをして茶碗を
まわしていきました。
やがて、茶碗が三成のところへまわってきたとき、三成はそれを
高々と持ち上げ、全て茶を飲み干してしまった。
それを見た吉継は「三成のためなら命もいらぬ」と周りの者に
語ったといわれます。


ついでに大谷良継を好きになったエピソードを1つ。


現実に後年、負け戦と分かっている関が原に良継は、三成のために
戦います。
関ヶ原の折にはすでに目が見えなっており、鎧もつけられず、
白い直垂(ひたたれ)のようなものを着て、それに墨であらっぽく
鎧の模様を書いて出陣しました。
最後に自分は湯浅五助というものを招いて「わが首を敵に渡すな」
と言って介錯させ、腹を切りました。病気で崩れた顔を敵の首実検に
さらされるのは堪えられなかったのです。

吉継の首を落とした湯浅五助は、吉継の首を持ち去って埋めたところ、
敵将の1人に見られたがかねての知り合いであったため、吉継の首のことを
打ち明け、「誰にも漏らしてくれるな」と頼み、自分の首を敵将に預けま
した。
あとで家康が吉継の首を探させた折り、この五助の首を討った者に問い合
わせましたが、この将は「知ってはいるが、五助と約束したので死んでも
申せませぬ」と答えたため、家康は逆にこの者を誉め、褒美を与えました。


しかし、この戦国時代というのは、人が命をかけていただけあって
みんな真剣に時代を生きていたように思います。
単純に敵味方としてではなく、人として尊敬できるか否か、そんな
時代だったのかもしれません。
あの親方様の為だったら...という誇りの世界は、少し理解出来る
気がします。

一方、今の政治家(一部の方は除いて)は、己の利権のためばかり、
また選挙戦の前だけ頑張るようなところがあって、好きでありません。

戦争賛成という意味ではないので、誤解しないで下さいね。
もっと真剣に生きようよ。 そんな言葉を言われているような
気がしただけです。