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2003年11月21日(金)
ちょっと昔撮った写真を見る機会があって...。

自分の撮った写真って、結構、後から見直すことがありません。

特にデジタルになってからは、モデルさんにプレゼントするために
印刷することはあっても、自分の為にはしませんから。
PCで見直すってことも少なくなってきています。

ですが、撮影を始めた頃の写真を、久しぶりに見ました。
最初の頃からポートレートばかり撮っていたのですが、カメラの設定は
オートばかりで、あまり詳しい知識もありませんでした。
ポーズのつけ方はどうしよう? とか、レフってどう使うの? とか
誰に教わることもなく適当にやっていたものですから、失敗が多かった
のです。

毎回、何か1つでも向上しようという気持ちはあっても、その失敗の原因が
分からずに、試行錯誤の繰り返しでした。

たとえば、ストロボ撮影したときのことです。
白い壁のスタジオで撮影して、モデルさんの表情もいい感じで引き出せたの
で、意気揚々と現像から上がってくるのを楽しみにしておりました。
ところが、モデルさんの横顔の前に、黒いかげが...。

ストロボの位置が悪いのが原因の一つなんですけど、その次の撮影では、
カメラの上にくるようにセッティングして撮りました。

それでも、まだ陰が強いし。なんだか硬い光になって。
そこで、ストロボの前にディフューザー(光を透過する白色の生地)を
おいたり、スチレンボードにバウンスさせたり、とにかく実践して失敗、
その繰り返しを続けました。

今もたいした技術も腕もありませんが、当時は、もっと無知でした。
でも、写真に対する向上心みたいなものは、昔の方が上だったのでは?

久しぶりに、昔の写真をみていて、当時の気持ちが蘇ってきました。
頑張らなくちゃ。
ちょっと反省です。

でも、不思議ですね。
写真を見ていると、そのときの前後の光景とか、モデルさんと話したこととか、結構蘇ってきました。

あ〜、このとき汗かきながらレンズ交換していたら、団扇であおいでくれた
っけ?とか。
「来週修学旅行いくんだけど、夜のおしゃべりで、お菓子食べたら太りそう。」
と相談されて、「それじゃ、烏賊のくん製、ずっとかじっているふりして
ごまかしたら?」と話したこと。

「今日のチャイナドレス素敵でしょ? お母さんが買ってくれたの。
お母さんにきれいな写真見せてあげたいから、頑張ってね。」


ポートレートの面白さって、相手がいるところにあると思うのです。
そして、波長が合うモデルさんかどうかってところが、とても大切なんです
けど、運が良いのか、とても素敵な女性たちとの出会いに恵まれていました。

撮影中に、嫌な気持ちにさせられたことって、殆どないんです。
写真が好きで続けられているのは、彼女たちのおかげだと改めて思いま
した。

みんなありがとう。
これからもよろしくね。