かなしいうわさ
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2009年03月29日(日) ブルーにこんがらがって

2009.3.25 「うたの行方」 
オクノ修、渋谷毅 @西荻窪 TORIA Gallery
初、生オクノさんでした。
よかった!
オクノさんのまっすぐな歌に体をバンバンと撃ち抜かれた。
最前席で聴いたこともあって、声がまさにダイレクトに体に当たる感じ。
言葉と歌の力に打ちのめされた夜。

渋谷さんはたくまざる魅力に磨きがかかっておられました。
リハなしのぶっつけ本番、あらーちょっとこれはという曲もあったけど
噛み合った時の美しさといったら。
何度も何度も泣きそうになりました。
とくに第一部の最後、大滝詠一「それはぼくぢゃないよ」にはやられた。
あんなの渋谷さん以外弾けないよ...

はッ、どこかの親切な誰かがアップロードしてくれている!
http://www.mediafire.com/?fmmrebtiizw
ありがたいのう、ありがたいのう。
一緒に歌えるように歌詞載せときます。

茜色の朝焼け雲一つ千切れて
ほころんだ空に夢が紡がれる
ほっぺたの紅を溶かしながら
君は眠っているとっても気持ちよさそう

眩しい光の中から 覗きこんでいるのは
それはぼくぢゃないよ あれはただの風さ

僕は君の胸の中に 顔を埋めて
朝の物音に 耳を澄ましてる
薄紫の湯気が揺れる コーヒーポットに
つぶやき声が かすかに かすかに
君の髪がゆっくりと ひるがえったら
僕は林檎の匂いで いっぱいさ

風灯りで君はお化粧忙しそう
僕もついでに 欠伸をひとつ
眩しい光の中から 覗きこんでいるのは
それはぼくぢゃないよ あれはただの風さ







2009.03.28
ソウルフラワーユニオン、ハンバート・ハンバート @O-West
ハンバート久しぶり。
でかい箱ででかい音でいい照明で満員でハンバートハンバートを観られて楽しかった!
ソウルフラワー目当てなアウェイなお客さんをがっちり引きこんでました。
遊歩ちゃんカワイ〜とか言われてたけど歌ってる内容は葬式とかあばずれとかなわけだ。いいなあ。
「バビロン」「おかえりなさい」よかったなー。
「おなじ話」は聴くたびいろいろ考えさせられる。
最初は盲目の障害者と彼女の話かと思ってたけど、違うよね。
youtubeのコメント欄でもいろいろ議論されてます。
たぶん正解は無いんだ。彼らが明解な思いをこめていたとしても、
歌として波動が空気中に放たれた瞬間から聴き手に全てが委ねられる。
聴いた人が考えればいい。



ソウルフラワー。
出てくるなり
「人生おめでとう!」
うはは。中川はどんどんテケトーに、そしてかっこよくなっていく。
ニューエスト+メスカリンのベストが出たこともあって、
洋子さんが出演してメスカリンドライブの曲やりまくり。
当時は全然好きじゃなかったんだけど、今聴くとわかる。
とびきりに黒いんだ。だからバコバコ踊れる。
ベスト買うか。









フジ出演者第2弾出ましたね


最高じゃないですか。
やっぱりSmashは音楽基地外がやってる頭おかしイイ会社です。

Eli “Paperboy” Reed & The True Loves
筋肉少女帯
JUANA MOLINA
PEACHES
PUBLIC ENEMY
SEUN KUTI & EGYPT 80
TheSkaFlames
TORTOISE
ZAZEN BOYS

イイネー

とくにSeun Kuti!
フェミ以上に親父の血をストレイトに引き継いでいる奴が来るのか!
Eli “Paperboy” Reed & The True Lovesも生で観たかった!






小田扉の新刊、
俺的2008年マンガのベストである「私という猫」のイシデ電新刊「月光橋はつこい銀座」、
根本敬「イエスタデイ・ネバー・ノウズ」
どれもこれも素晴らしい。感想はまた改めて。






ハイボールを飲んで、おやすみなさい。






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