かなしいうわさ
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2008年05月07日(水) 大阪にやってきた

GWは大阪行ってきました。

毎年恒例、祝・春一番@服部緑地!

5/11追記しました。
漏れ・抜け多数。 テーゲーご了承。









5/2(金)
久々の夜行バスで当日8時に梅田着。
マンガ喫茶でシャワー浴びて、昼過ぎに服部緑地着。





今年はなんと通天閣!




惚れ惚れするわー





会場着いたらマサオくんが前で踊っているじゃないの。
発見しやす過ぎるヽ(´ー`)
合流して乾杯!

しかし人が少ない。
まぁ平日だし、フォーク系の有名な人が全然出てないしね。




いつも足の踏み場も無い後方の芝生席も、ガラガラ。
寝転がりうとうと。










ねころりよ





なんとレゲエバンド3連発。




歌詞が「バビロンを倒せ〜」というような感じでするりと飲み込めないが
音は低音もきっちり出ていてキモチよい。
はい、エックソダス、エックソダスっ
ドレッドが膝くらいまである陽気なおっちゃんが歌う
「リッサイクル〜、リッサイクル〜」という曲とか、実におもろい。
笑いながら最前でバカ踊る。
Ras Takashiにはダブ+ピアニカを期待したけど、アコギ弾き語りだった。



天野SHOさんのベース弾き語りでの「What a Wonderful World」がしみた。




ミチロウ&久土'N茶谷




かっこエエ〜
メシ喰わせろ!
21世紀のニューじじい
温泉ファック
共産党宣言〜先天性労働者


おっちゃん達も踊り狂ってたぜ。








田川律が三線バックに大阪弁で歌ったインターナショナルがおもろかった。
いーんたなっしょなーる、うーちらのもんやー



夕方、桜川唯丸一座。
アフロファンクまで飲み込んだド傑作「ウランバン」のよなファットさは無いけど
愉しく踊れました。
一年ぶりだから江州音頭の踊り方忘れてもた。
いつもならメチャクチャ踊りの美味いおばちゃんが先導してくれるんだけど、今年は人少ない日だから来てなかった。
みんなテケトーにふらふら。それもまたよし。






BO GUMBO3




夢の中
魚ごっこ
トンネル抜けて(+友部正人)
朝は詩人(+友部正人)
あこがれの地へ
見返り不美人


どんとの不在ばかり感じてしまって、あまりキモチよくなれなかった。
でも友部さんが参加した2曲は、演奏とうたがしっかりと寄り添い、気持ち良かった。




梅田にて、OBBAやマサオくん、なかぐち君、O本夫妻、BB、ツージーらと飲み。
その後、音楽バーJOKEにて朝4時までラジオ収録(結局没!)
マサオ君宅に泊まらせてもらいました。










5/3(土)
マサオ君と11時前に到着したら、入場待ちの列が噴水のところまで来ていた(;´Д`)
加えてピーカン過ぎるお天気。もういきなりビール空けるしかない。
やっと入場するも、友部さんがもう始まっていた

あいてるドアから失礼しますよ
地獄のレストラン
雨は降っていない
夜は言葉(+有山じゅんじ)→Youtube


有山さんがリコーダーぴろぴろ。へったくそで皆笑う。ギターはあんなにうまいのにね。
うん、いい空気。



O本っちゃん、ヤツザキも合流。


三つの赤いふんどし


へそステージにて。ながいようさんについてはあまり知らないのだけど、
音頭っぽい曲調でヘモヘモっとした歌をうたいはる。
最高によい。

野音の春一
伊豆ブルー音頭
マカオノオカマ


悲哀と、それを笑い飛ばす明るさがある。たのしく泣ける。
音源出たら即買います!



グレイトフル・デッドを彷彿とさせる夕凪のたおやかなステージに魅惚れ
シバのブルーズに打ちのめされ
石田長生の毎年おんなじカバーでまたも踊らされ泣かされ




光玄もうねってたなー


ホン・ヨンウンのカバーは沁みた。


ほんでLO-LOWS、クンチョーさん!(LO-LOWSってHIGH-LOWSのパロディ?)
Sam & Daveあたりのコテっとしたソウルをラケンローでかましまくそ。
会場踊りまくり。サイコーサイコー。
QT HORNSって可愛い女子ばかりのホーン隊がいろいろな意味でたまらんかったヽ(´ー`)ノ視姦


Primary Planetさんから画像いただきました





毎度のリクオ。いつ観てもエエ。


なんか韓流スターみたいな髪型に!?
最後にケサラ演った。泣ける。
今年のじゃないけど→Youtube
これHONZIが参加してるんだよな...







おっとビックリ、飛び入りで木村充揮+大西ユカリ




悪い訳ないやん。
赤い夏
天王寺
出稼ぎブルース
That Lucky Old Sun(+石田長生)

「天王寺」(→Youtube)はド名曲。かなわん。「出稼ぎブルース」も毎回やるね。





ほいで有山さん。




親指をブン・チャ♪
憂鬱な夏のブン・チャ♪
夕焼け雲(+中川イサト+河合徹三)
のんき(+石田長生)
オーマイラブ(+リクオ)

有山じゅんじは、現存する音楽家のなかでいちばんの天才だと思う。
ギターも歌も、はんなりとしつつ、力が漲っている。
MCもたまらん




AZUMIは豊田道倫(akaパラダイスガラージ)と一緒にやってた。





加川良、あまり積極的に聴くアーティストではないんだけど
今年はぐっときた。
ハンバート・ハンバートの「喪に服すとき」のカバー、よかった。



最後はみんなで「プカプカ」と「生活の柄」。
詩人のおっちゃんがステージに上がって踊りまくっているのをたのしく観ながらおしまい。

会場の外で誰かが三木鶏郎の「ぼくは特急の機関士で」をカバーしているのを聴きながらお帰り。

梅田の酒場で呑み。男3人が女ひとりにキューとへこまされる愉しい夕べ。
ひとり大東洋に宿泊。









5/4(日)
この日は服部緑地で野外DJイベント「Galaxy」やってたので
春一はほとんど観てねえや。楽しみだったシヴヤタケシ・オケも観られず。
しかし、イベントはとびきり愉しかった。




MC OBBA! Keep on strut!




1時間半くらいDJ。
BBQやったりキャッチボールやったりもしつつ愉しく野外ダンス。
たくさん人も来てくれてほんとに愉しかった。
青空のもとで好きな音楽かけて踊るのがこんなに愉しいとは...
主催のzonyとOBBAに大感謝。またやるべ!







途中抜けて春一会場へ行き、Mさんクリサブさんと乾杯。

大好きなふちがみとふなとを丸々観れました。
愛しのロール
くよくよするなよ
お父さんといっしょ
at home
博学と無学

最近のふちふなはどのライブ観てもホントにいいけど、
この日のふちふなは特に出来がよかった。
博学と無学なんてライブではじめて観れたな〜!
いとしのロールでデカい声で「ロール、ロール」とコーラスつけていたのは俺とクリサブさんだ!ヽ(´ー`)ノメーワク!
と思ったらMCで渕上さんが「嬉しい」と言ってくれたので、良し。

Mさんクリサブさんと一緒に観られて愉しさが増したような気がする。
こうして皆で観るのもイイなぁ。
俺は皆で観に行っても単独行動しちゃうことが多いので、これからは改めよーかな、とか。





真っ暗な中、お客さんに協力してもらいながら(ありがとうありがとう)
イベント機材を撤収して、動物園前へ流れた。

マサオ君、ヤツザキ、O本ちゃんといっしょに天王寺へ。
COCOROOMにて美味しいアテとビールをいただいて、
商店街入口のおでん屋で軽くつまんで
どちらもおいしくてバカ安。リーズナブルにも程がある!
O本ちゃんと天王寺のドヤへ投泊。1600円也。

でも去年の1000円のとこと違ってキレイな宿だった。
まぁ早朝に電車の音で起こされたけどな(;´Д`)










5/5(祝)
10時くらいにゆっくりチェックアウト。
ジャンジャン横丁のシヴい喫茶店にて朝ごはん。
スマートボールでO本ちゃんがバカバカ出して、お土産をゲット。
その後、河内音頭のCDを探したりした後、梅田の高架下でヤツザキと合流してメシ+酒。

ふたりと別れて、ふら〜っと服部緑地へ。


今日は最終日とあってお客さんは少なめ。快適。
マサオくん、原田さん、なかぐち君らが来てた。
そして既に曽我部バンドは終わっていたヽ(´ー`)


名古屋から参加の第八旅団、愉しいラケンロー!
アニャンゴ・スペシャル・トリオでバカ踊り!
踊り子さんについてって会場一周したり。
峰厚介クインテットのかっこ良過ぎるフリージャズに震える。
マサオくんとアチャコさんが踊りまくっていたなー。




福森慶之介+村治進


スティールパン入り。
カリプソのカバーもいかしてた。


トミ藤山、トミさんかーっこいい!ソウルSHOW! Etta Jamesに見えたぜ〜


ほいで、ここからバーボンストリートブルースバンドによる
高田渡トリビュート的な時間が続く。
村上律さんの「まーめ、まーめ、そら豆食べれば天国さ〜」て曲がかわいい。なにげに反戦歌だったり。
今井忍さんのスロウな2曲は泣けた...
続く宮武希さんのバラードも... ラストの沖縄ぽい愉しげな曲も良かったなぁ。
去年観てファンになった松田ARI幸一さん
Deep Funk系のコンピに収録されててもおかしくない真っ黒なハーモニカ・ファンク!


そして高田渡もカバーした「くつが一足あったなら/グッドナイト・アイリーン」を... 
なんというやさしい歌声。泣いた。
(この後物販に出ていた彼のCDをぜんぶ買ってしまった)
そして首謀者、佐藤GWAN博の「街には女が女が女が〜女が女が女が〜」っていう、また高田渡に送るのにふさわしい曲で〆。



このバーボンストリート・タイムが今年の春一のベストです。

高田渡のトリビュート的なイベントは数あるけれど、ただのカバー大会なら観たくもねえやと思っていた。
でも、彼を思う気持ちが、こんなかたちで醗酵をしているのなら
ぜひとも観てみたいな。








山中一平と河内オンドリャーズ




はじめ3曲はいつも変わらぬ演歌ショー。
これがつまら.....ん筈だったのだが、今年はバンドが異常にイイ!
往年のRCサクセション、オーティスみたいなバックトラックにのせて
歌いあげまくられる演歌!これはかっこいい!!

そしてラストは河内音頭!
みんな踊りまくりました。
初日と違って、踊りのうまいおねえさんが3人くらいいらしたので、皆きちんと踊れたよ。

たった10分くらいなのに、トランスするもので... 
盆踊りはきちっとやるとメチャクチャ気持ちイイ。








金子マリ。
息子さんがあのRIZEのメンバーだそうで、
引き連れてRIZEの曲を演ってった。いやーかっこいいね。
大トリは、なんとあべちゃんがボーカルをとるMagic ANIMALS。
はじめて聴くあべちゃんの歌は、まぁヘタだけど、味があり、転がっていた。イイね。



そして。
風太さんは最後に「来年また逢いましょう」と言ってくれた。
うんうん。また逢いましょう。



今年も世界最高のフェスでした!!





しかし、今年は岡本さんが一日も来られていなかった。
(ここの、上から4番目くらいの写真の方です)
大昔から春一番を観に来ていて、ステージ前でふらふら踊ったりする名物のおっちゃん。
あべちゃんも「岡本が今年は来てません。見かけたらすぐ報告するよーに」なんて初日に言ってたけど、
結局最後まで一度もお見かけせず。
噂では体壊されたらしい。あの人見ないと春一みた気にならないなぁ。
来年こそお逢いしたいなあ。

そのかわり、今年ははじめて見る詩人のおっちゃん、中宮竜善さんが岡本さんの不在を埋めるべくバコバコ踊っていた。新人王!
最終日に詩集を買おうとしたら売り切れていたので、せめて写真でも...と言ったら、写真撮られるのお嫌いとのことだったので
会場で踊っているすばらしい写真もあるのですが、載せるのはやめておきます。








長文ご容赦。
セットリスト等はみやこさんのサイトを参考にしまくりました。


そして旅先でお世話になった方々、イベントに来てくれた全員にド感謝を!
ありがとうありがとう!











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