かなしいうわさ
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2005年10月22日(土) 480

複眼ギャラリーで、渚にてのライブを観てきた。竹田さんの個展と併せた企画ものライブ。

こんな会場。



渚にてのライブをちゃんと観るのは今回がはじめて。とても良かった。アンプを通すのはボーカルのみ、他は全てアコースティックということもあって、秘伝の調理法で味付された美味しさではなくてとれたての野菜をホレと差し出されてガリッと食う旨さが楽しめた。
平坦なメロディに乗った言葉がグルグルグルと頭の周りを廻る。ゆっくりゆっくりとしたテンポで廻り廻って、くらくらして気持ちよくなってゆく。テクノやハウスの「はまる」感覚と似ているけど、言葉と音が相俟ってそうなるのと音だけでそうなるのは一寸違うんだ。「はまる」気持ちよさてのは「ここでは無いどこか」へ行く感じなんだけど、言葉アリだと何処でもなくココにいるままで気持ち良くなるんだ。 ...全然言葉にできていないな。
竹田さんは歌もドラミングも佇まいも最高だった。シャッグスがあまりに無邪気でヘタクソだからこそたまたま辿り着いてしまったラケンローの境地に、竹田さんは真っ直ぐに向かっているようだった。それをしっかりとサポートする柴山さんも何気にシャッグス力強いし。凄い夫婦だなー。

終わった後柴山さんとちょっとだけ話した。大変気さくな方だった。エレキのライブはもっとギンギンですよとの事。早めに体験してギンギンしたい。










タワレコ茶屋町店
関西最大のタワーがOPENということで行ってみた。広いだけでとてもつまらなくてがっかり。いつ行っても全く予備知識の無い未知のCDをかかえるほど買わされてしまう新宿店のようなプレゼンテーション力は殆ど無い。J−POPの階に広いスペースで提案コーナーがあるけど、チョイスもしょぼいし、試聴が全然できないんじゃ興味も湧かない。規模も品揃えも貧弱な梅田店のほうがよっぽど面白い。まぁ時間が経って各ジャンルの担当者が成長してくれば面白くなるのかな。

エンケンの武道館一人ライブのサントラ、ブレッド&バターの「Images」紙ジャケ再発、Jim Murple Memorialの新譜、Luthar Thomasの「Funky Donkey」、Wheatusの「Too Soon Monsoon」、Todd Terryのベスト、タム君のDVD、映画秘宝などなど購入。まぁ結局抱える程買ってるんだけども(´ー`)





エンケンの武道館ライブは映画のサントラ。大阪では11月にならないと封切されない。待てん。ので本意ではないけどサントラを先に聴いた。
「不滅の男 エンケン対日本武道館」

武道館を貸切ってマーシャルのアンプを天井まで山のように積んで観客ゼロのなかエンケンひとりでライブをする模様を映画にしたというもの。さぞ熱い内容だろうから夜のジョギング時に合うだろう、と思いmp3にエンコードしてジョギング中に聴いたところ、あまりに、あまりに、あまりに熱い内容にチシオがモエアガリマクッテしまい、2km位全力疾走。燃え尽きて公園でバタリと倒れた。こんなん聴いてチンタラ流して走りながらなんて聴けるか、全力疾走する以外考えられない。長いこと音楽を聴いてきたけど、こんなに熱い音源は今だかつて聴いたことがない。車に乗っている時に聴くのは危険すぎるから止めたほうが良いと本気で思う。
俺はニールヤングが大好きだけど英語はあまり判らんから何唄っているかはわからない、エンケンは判る、判りまくる、ビンビンに伝わってくる。
日本人で良かった。





ほかのブツもどれも良かった。気に入って長く聴くようであればレビューします。



酒飲んで寝ます。ほな(´ー`)







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