かなしいうわさ
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2005年10月11日(火) 448

3連休は仕事をしていた。ボロフェスタも行けず。
でも念願のひろしまつりにはやっと行けた。ひろしNaのバンド、Port CussとNipletsの対バン。対バンつうかどっちもメインはひろしさんな訳だが。 あ、ひろしさん知らないすか。頭脳警察とか裸のラリーズでベース弾いてた人ですよ。ここの解説が一番よくわかるかな。
魂をモガガガガガとこそげ取られて持ってかれてしまうギターと、ふにゃへにゃした唄をたらふく喰らって大満足。これで半年くらい生きていけるわ。



まずはポートカス。俺はどっちかというとニプリッツよりポートカスの方が好きだ。ビザークリー時代のジョナサン・リッチマンのようなファニーなラケンローを、Jマスシスなんて目じゃない狂おしいギターで奏でる。曲の出だしのカウントが全部「ワン・ツー・ロッケンロッ」なバンドが悪い筈がないでしょう。この日のひろしさんのギターは冴えまくっていた。魂の表面をガッショガッショとこそげ取るような音。気持ち良過ぎて前後不覚に陥る。

ポートカスが終わった後にポートカスやモールズの映像が流された。ポートカスは10年以上前の映像。ひろしさんが若すぎる。すらっとして長髪で得体が知れなくて動きも妙で、ああー格好良いわこりゃモテるわー。でも今の腹が妊婦のように突き出てナマケモノのようにゆらゆら動くひろしさんの方が断然格好良いけどね。 で「次はカセットテープなんすけど」なんて言うんでラリーズか頭脳警察時代の音源かな、と思ったら、若い頃に録音した落語のテープだった。本人と周りがゲラゲラ笑ってて超アシッドでサイケ... 笑いながら腰が抜けた。

続いてはニプリッツ。ニプリッツの演奏は渾然一体となって襲い掛かってくる感じで最高だなぁ。曲はへろへろなラモーンズみたいだけど。ひろしラモーン。 ああ、「いとこにキッス」は名曲過ぎる。伯父さんに隠れていとこにキッスする曲だ。僕の飛行機に触っていいよー。あとベースのジュンコさんの綺麗さは異常。 




はじめて行ったハードレインは絵に描いたような小さな穴倉系のライブハウスで、とても心休まる感じ。好きな人ばっかり出ているので今後はどんどん行こうと思う。つうか次の日はバカロックナイトだって!牛乳アンドタバコ!






あー。
缶チューハイを飲んで、お休みなさい。







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