かなしいうわさ
| home |日記の表紙| 前↓ | 次↑
| 2003年12月01日(月) |
225 野田努/ジャンクファンクパンク、 久住昌之/工夫貧乏のシアワセ |
2003年俺的わたし的ベストの受付開始しました。 12月20日くらいを目処に送っていただけるとありがたーい。
 ・野田努 /ジャンク・ファンク・パンク 端から端まで、自分の信じることを自分らでどんどんやって、そのやりたい事が何かが理由でできなくてもガシガシと自分らでできるようにしている人達の話。そういう人しか出てこない。著者本人もそうだし。だからこれは音楽の本だけど政治の本でもある。そういう本を俺が嫌いなわけはない。だけど、読みながら、ほんじゃ俺自身はどうよ、と省みて、サパーリできていなくて情けない思いがひたひたと心を満たすので読むのがしんどい本でもある。 前作「ブラック・マシン・ミュージック」でも改定されて載っていたデトロイト訪問の話が、若干の改定だけで完全に収録されているので、お金がなくて2.200円の本なんて買えねえよという方も立ち読みでもいいからぜひ読んでほしい。
 ・久住昌之 /工夫貧乏のシアワセ 声を出して大笑いする前半。なんだかぐぐっと胸にきつつ大笑いできる中盤。そしてせつなくも暖かい後半。「脅威のCG」という章の最後のページから、あとがきまでにたどり着くまでに何度もポロポロ涙が出た。 まずオジハルさんという素材が最っ高というのがあるけれど、こんなふうに家族に対する想いを綴ることができる久住さんはやっぱりすごい。たりらりら〜とお気楽な文章垂れ流しているエッセイストとはまるっきり違うわ。
その他買物 ・Xmas Song /World's End Boyfriend ・Red Hot Chili Peppers /Greatest hits & Videos 結局買っちゃいましたよ。 ・イッセー尾形 /The best of best Collections '94-'98 DVD BOX 1 ・漫 桃 画太郎 /つっぱり桃太郎 2巻
おまけ→画太郎先生ありがとうのカスタマーレビュー。
※小沢健二さんのシングル集(?)「刹那」について。 1)ジャケットは3種類あるらしい >小沢健二『dogs』のジャケット・デザインで第77回ニューヨークADC賞金賞を受賞した平野敬子氏デザインによる3種類のジャケットになります
(2)曲目決定。 「指さえも」、「春にして君を想う」、「BUDDY」、「ある光」あたりの、俺が一番好きで今でも良く聴く時期のシングルが全く入っていないのに、アルバム収録曲の「いちょう並木のセレナーデ」が入っていて、「流星ビバップ」が2回入っているという不可解な選曲。(最後のは"りゅうせい"ビバップの方か?) カスタマーレビューでも不満続出。 しかしこれは小沢さん本人の選曲らしい。 確かに納得はいかないが、小沢さんがこのアルバムをただの寄せ集めだと思っていないことの現われだと思えて、ちょっと嬉しい。 だけども、「ある光」という曲は、新しく小沢さんを好きになったリスナーの人達にもなんとしても届いて欲しかったので、収録してほしかったな。
【今日曲】 World's End Boyfriend /rotten pig parade 醜い怪物達のクリスマスパーティーというオモムキ。 女子へのプレゼントにもギリギリ大丈夫...?

|