かなしいうわさ
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3 Chairsとどっち行こうかめちゃめちゃ迷ったあげく、 友部正人のライブへ。
あべの橋にある、小さな劇場が会場。 入口で靴を脱いで、座布団に座って。そのすぐ前で友部さんが歌う。 アコギとハーモニカと歌だけで、そっけなく(というように見える) 歌うだけなのに、ぐっと歌に引き込まれてしまって、 あっという間に2時間半が過ぎた。ケツは痛かったけどね。
サビがすごくきれいな曲も ライブならではの生々しさでぐっと胸に詰まるんだけど、 冒頭の単純なリフがそのままずーっと続き そこにポエトリーリーディングのような歌がのる曲が特によかった。 曲の構成的にはごく単純なんだけど、螺旋状にどこまでも続いている感じ。 舞い上がったり、掘り下げたりして、曲が終わっても 曲と言葉がグルーヴし続けていくような気がした。 曲調はゆるやかなのに、座って聴きながら、気持ちが上擦ってきた。
俺は3コードのロックンロールをなめてました。スゲエや。 3 Chairsとは違うけど、これも凄いグルーヴだ。
一曲(?)だけ、詩の朗読もした。 朗読をライブで聴いたのははじめてで、 詩の朗読会って実際どうなのかなーと思ってたけど、良いね。 前日に、谷川俊太郎と交互に詩を読んだり歌を歌ったりする ライブをやったそうで、それはぜひ見てみたかった!
【今日曲】 友部正人 「私の踊り子」 ほんとに会場の後ろの方で真っ赤なスカートの踊り子が踊っている んじゃないかって思った。
余談。 真島昌利にまたひとりで歌ってほしいな、と 今日のライブを見て思ったよ。 ハイロウズも大好きだから、 もっともっともっと歳をとったときでいいからさ。

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